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メタバースのメリットは? 実際の活用事例から考えてみる

2023年07月19日 17時00分更新

文● kurata/FIXER

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 本記事はFIXERが提供する「cloud.config Tech Blog」に掲載された「【メタバースの活用例から考えるメタバースのメリット】」を再編集したものです。

 こんにちは、kurataです!

 Facebookが社名をMetaに変更した2021年10月からメタバースという概念は急速に広まり、多様なケースで活用されてきました。

 今回はメタバースを活用したさまざまな活用例を通じて、皆様の今後のメタバース活用の参考となれば幸いです。

~メタバースとは?~

 メタバースとは、超越を意味する「メタ」と、宇宙を意味する「ユニバース」の合わせた造語です。

 米国のSF作家ニール・スティーヴンスン氏の小説「スノウ・クラッシュ」で登場した独自の言葉で、現実とは別の仮想空間上の世界を意味する言葉として登場します。

 メタバースに明確な定義は無く、人によってイメージするものは違う為、混乱してきてしまうかもしれませんが、「仮想空間上に自身で操作可能なアバターがあり、誰かとコミュニケーションを取ることができるもの」と認識しておくと良いかと思います。

~活用例~

 それでは、メタバースの活用例を紹介していきましょう!

【採用イベントにおけるメタバースの活用例】

 メタバースを活用した採用イベントは既にいくつかあり、新卒向けや転職向けなど、さまざまです。

<活用例>

①多数の企業を集め、出展企業ごとのブースを用意、ブースでは自社を紹介する動画が流れ、資料のダウンロードやホームページへの遷移が可能

②企業ブースに説明係を配置し、就職希望者の疑問に答えていくなど、実際の展示会と同様にイベントを開催

 遠方にお住いの方や対面でのコミュニケーションが苦手な方でも気軽にイベントに参加することができるなど、オンラインならではの良さがあります。

【オープンキャンパスにおけるメタバースの活用例】

 メタバースはオープンキャンパスにも活用されており、受験生への新たなアプローチ手段として使われております。

<活用例>

①メタバース空間内を冒険感覚で巡れるようにすることで、ゲーム感覚で入学案内やWEBサイト、YouTube動画の内容が学べる

②空間内で、学校の先生に質問できるコーナーなどもあり、対面コミュニケーションが苦手な学生も安心して質問することが可能

 リアルでもできることをメタバースを活用することで、さらに来場者に気軽に体験してもらうことが可能となります。

【企業宣伝におけるメタバースの活用例】

 メタバースは自社の宣伝から製品の宣伝などにも使われており、さまざまな使われ方をしております。

<活用例>

①メタバース空間内に自社のオフィスビルを再現、建物内では会社の歴史を年表形式で展示し読みやすくするなど、メタバースならではの体験を通して自社の宣伝を行う

②自社の製品を3Dオブジェクト化し、空間内に展示することで製品の魅力を発信、空間内で製品販売ページに誘導することで販売促進も可能

 他にもさまざまな例がございますが、ユニークな体験を通して来場者をあきさせない工夫ができるのはメタバースの魅力です。

【ファンとリアルタレントとの交流におけるメタバースの活用例】

 ファンとリアルタレントとの交流にもメタバースは活用されています。

<活用例>

①リアルタレントをアバター化することで、リアルとはまた別の感覚で交流が可能

②メタバース空間でライブやトークイベントの開催

 ファンとタレントだけではなく、ファン同士のコミュニケーションにもメタバースは活用されており、コミュニティの拡大や、新たなファンの獲得にもメタバースは活用いただけます。

【コンテストにおけるメタバースの活用例】(全国高等専門学校プログラミングコンテスト)

 最後に紹介するのは、リアルイベントをオンラインイベントに会場を移して開催した事例です。

 全国高等専門学校プログラミングコンテストでは、2020年の苫小牧大会から2022年の群馬大会まで、オンラインイベントプラットフォーム「metaverse cloud」で「バーチャルイベント会場」を設置しました。

 コロナ禍でリアルイベントの開催が困難であった2020年と2021年は「バーチャルイベント会場」のみで開催、2022年は「リアル会場」と「バーチャルイベント会場」の両方で開催されました。

 バーチャルイベント会場では、コンテストに参加した各校のプレゼン・デモの視聴や、HPへのリンク設定やパンフレット資料のダウンロードが可能となっており、オンライン開催でもコンテストを楽しめるようになっていました。

 また、協賛企業のブースもあり、自社の認知拡大など、来場者へのアピールにも活用されました。

 詳細は、下記のリリースをご覧ください。
https://www.fixer.co.jp/news/2022/10/2022_1026_001_online_programming_contest

 「metaverse cloud」は、PCやスマホのブラウザから参加可能なオンラインイベントプラットフォームで、展示会などのイベント開催からセミナーなど、様々な用途でご活用いただけます。

 大手企業や自治体や学校など、様々な組織で活用された実績があり、イベント準備から当日のサポートまで、スタッフによる手厚いサポートも魅力のメタバースサービスです。

~まとめ~

 今回は、企業や学校でのメタバース活用例をご紹介しました。

 メタバースは、プロモーションや展示会、ショッピングからコミュニケーションなど、様々な用途で利用されています。

 メタバースのメリットは

①距離や場所にしばられない

②時間を気にせず参加できる

③対面コミュニケーションが苦手な人でも安心

④リアルでは味わえない体験

などがあげられると思います。

 メタバースが、ビジネスシーンや日常生活に新しい風を吹かせてくれることは間違いありません。

 メタバースのご活用や導入にお悩みでしたら、是非当社にお問い合わせください!

株式会社FIXER お問い合わせフォーム
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kurata/FIXER
私はアニメとマンガとVRとダンスと少しの笑い話で構成されてます。

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