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PCゲーム初体験の若手編集も納得!話題の『スト6』などが最高画質で快適な20万円以下のノートPC

文●ジサトラハッチ 編集●ASCII

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PC入門者には20万円前後のPCがオススメ

 近年、eスポーツが世界中で流行り、ゲームのクロスプラットフォームが当たり前になってきている。競技性の高いゲームは、ユーザーがフレームレートやラグを気にするようになり、ゲームを快適にプレイするには、プラットフォームやディスプレイ性能、ネットワーク環境も気にする必要が当たり前のようになりつつある。

 パソコンと家庭用ゲーム機の違いは、性能に差があるかどうかだ。パソコンは搭載するPCパーツによって性能はさまざま。一方で、家庭用ゲーム機はPlayStation 4(PS4)とPlayStation 5(PS5)のようにゲーム機が異なれば性能差が生まれるが、同じゲーム機なら性能は一定だ。

 家庭用ゲーム機の場合は、ハードウェアの性能が一定なので、ゲームメーカー側の最適化により、ユーザーのゲーム体験も等しくなる。ただし、そのハードウェアの性能を超えた動作は得られない。たとえば、映像に力を入れた重いゲームを1920×1080ドットで60fpsで動作できても、同じハードで3840×2160ドットの4Kでは60fpsで動作しない。

 しかしPCの場合は、1920×1080ドットの60fpsで動作するPCよりも高性能で高価なPCを使えば、より高解像度で高フレームレートのプレイが可能になる。ただし、ゲームごとに性能が異なるため、どのゲームがどれぐらいのスペックのPCで快適に遊べるのか見極める必要がある。

 価格のバランスは大事なのだが、学生やまだ給料の安い若い社会人にとっては、20万円以上のPCだと手が出し辛い。実際に、秋葉原のPC専門ショップの店員に話を聞くと、PCゲームを遊びたい子供の親は20万円以下に収めたい、といった懐事情のようだ。

 そこで、今回はそんなPCゲーム入門者にオススメなゲーミングノートPCとして、マウスコンピューターの「G-Tune E4-I7G60DB-B」を紹介したい。マウスコンピューターのゲーミングブランドであるG-TuneのPCは、JeSU(日本eスポーツ連合)の公認PCとして選ばれている実績もある。日本のBTOメーカーということで、サポートも丁寧で充実と、PCゲーム入門者にも安心だ。

「G-Tune E4-I7G60DB-B」

 本稿では、そんなG-Tuneブランドの「G-Tune E4-I7G60DB-B」が、なぜオススメなのか、その性能や外観、インターフェースなどについて解説しつつ、実際にPCでゲームはプレイしたことがないというアスキー編集部の若手編集者である松永に話を聞いた生の声もお届けしたい。

RTX 4060搭載でフルHDならどんなPCゲームも快適!

 まずは性能面をスペック表から確認したい。CPUはインテル第12世代Coreモバイル・プロセッサーのCore i7-12650Hを搭載。インテルのモバイル・プロセッサーは、第11世代までプロセスルールが14nmで第12世代から10nmになり、Pコア(Performanceコア)とEコア(Efficientコア)という2種類のコアを搭載する構造になった。

 ゲームのような高負荷動作の時は、高性能コアであるPコアが動作し、負荷の高い作業をしていない時はPコアの動作をオフにしてCPUの消費電力が抑えられる。そのため、より高い性能と長いバッテリー駆動時間を両立できる。

 第11世代から第12世代は、このように大きく性能が向上した。しかしながら、最新の第13世代は第12世代よりもEコアのコア数が多くなって性能は上がったが、その分消費電力も上がっているバランスと、第11世代から第12世代へのステップアップよりは、ゲームに関する性能差に大きな差はない。

 基本性能は向上したが、ゲームプレイ時に活躍するのはPコアなので、「G-Tune E4-I7G60DB-B」はPCゲームをプレイする人にコスパの良いPCを提供するために、あえて一世代古い第12世代Coreモバイル・プロセッサーを選択して、税込み19万9800円からと価格を抑えている製品となっている。

 一方で、ゲーム性能に最も需要なGPUは、大抵のPCゲームがフルHDでなら最高画質で快適に動作する最新のNVIDIA「GeForce RTX 4060 Laptop GPU」を採用。メモリーも最新のDDR5で、デュアルチャンネルの16GBを搭載している。

「G-Tune E4-I7G60DB-B」は上部、左右のベゼル幅も狭く、14型にも関わらず13型ほどのサイズに収まっている

「G-Tune E4-I7G60DB-B」の主なスペック
ディスプレイ 14型(1920×1080ドット、ノングレア、144Hz)
CPU インテル「Core i7-12650H」
(10コア/16スレッド、最大4.7GHz)
メモリー 8GB×2(DDR5-4800)
ストレージ 500GB M.2 SSD、PCIe 4.0
GPU NVIDIA「GeForce RTX 4060 Laptop GPU」(8GB GDDR6)
無線機能 Wi-Fi 6E、Bluetooth 5
webカメラ 100万画素(Windows Hello対応)
駆動時間 約12時間
インターフェース Thunderbolt 4、HDMI、USB 3.1 Type-C、USB 3.0 Type-A、microSDカードスロット(UHS-I対応)、ギガビットLAN、ヘッドホン出力・ヘッドセット/4極
サイズ/重量 323.9×225×22mm/約1.8kg
OS Windows 11 Home

 

 無線LANは最新のWi-Fi 6Eを備え、有線LANポートもある。インターフェースも高速なThunderbolt 4に、別途USB 3.1 Type-Cがあり、HDMIポートも備えている。

左側面にはThunderbolt4とUSB 3.0 Type-A、ギガビットLANを搭載

右側面にはUSB 3.1 Type-CとUSB 3.0 Type-A、HDMI、ヘッドセット端子、micorSDカードリーダーがあり、電源ボタンや電源端子も並ぶ

 G-TuneブランドのPCは、色が基本的にゲーミングらしい黒を基調としているが、本機はネイビーをより深くしたような色合い。天板にはブランドロゴがあるが、天板の色を薄くしたような着色のため目立ち辛く、シンプルで落ち着きのある雰囲気に仕上がっている。

黒よりもやや若い世代に受けが良さそうな青みがかった色合いで、学生や若い社会人にも向くシンプルなデザイン

 また、プリインストールされたControl Centerにてパワーセッティングやファンの調整、キーボードバックライト設定などができる。キーボードのバックライトは高価なゲーミングノートPCでは当たり前のように備えているRGB LEDには非対応で白一色。シンプルな方が好みで、やや暗い場所での視認性さえ得られれば良いという人には向く。

パワーセッティングにて、パフォーマンスを簡単に変更できる

ファンは自動と最大、カスタムで調整可能

キーボードのLEDバックライトは白一色だが、明るさの調整などができる

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