ファーウェイ・ジャパンは、インナーイヤー型でアクティブノイズキャンセリング(ANC)機能を搭載する完全ワイヤレスイヤホンの新モデル「HUAWEI FreeBuds 5」を発表した。すでに販売を開始しており、価格は2万1800円だが、6月6日まではキャンペーン期間として、1万8800円で提供する。
インナーイヤー型なのにANC搭載
ファーウェイならではと人気になっている製品が新モデルに進化
「カナル型はどうしても密閉感がある」として、根強いファンが多いインナーイヤー型(開放型)イヤホンでありながら、ANC機能によって外部のノイズが抑えられるという特徴的なモデルは2019年登場の「HUAWEI FreeBuds 3」以来、ファーウェイ製イヤホンの看板的な存在だ。HUAWEI FreeBuds 5は、3、4と続いてきた、その直接的な後継モデルとなる。
しかし、デザインは完全に一新。自然の中の滑らかな曲線を意識したという、ほとんどが曲線で構成されている本体が印象的だ。カラバリはセラミックホワイトとシルバーフロストの2色だが、特に後者については液体状態の金属を思わせるような外観となっている。
このデザインは実用性も重視。1万を超える人間の耳をサンプルしてシミュレーションしたとのことで、耳との接地部は17.8mmと抑えることで耳への負担を小さくし、快適性が向上している。
サウンド面ではパワフルな低音を可能にしたデュアルリングのマグネットダイナミックドライバーユニットを採用。ANC機能では周囲の環境に合わせて、「標準」と「くつろぎ」という2つのモードからノイズキャンセリングを切り替える。また、ファーウェイらしくヘッドセットとしての機能も重視しており、トリプルマイクと独自のアルゴリズムで、騒がしい場所からの通話でも相手にクリアな音声を届けられるとのことだ。
最大2台のマルチポイント接続やLDACのサポートによるハイレゾサウンドに対応。バッテリー駆動時間は音楽再生時に5時間(ANCオフ時、オン時は3.5時間)、ケース併用で30時間(同、オン時は20時間)。ケース内での急速充電にも対応しており、5分の充電で2時間の再生が可能。