ヤマハは5月23日、同社のプロフェッショナルソリューション事業(法人向け音響機器)において、Lumens(ルーメンス)との技術連携を行なうと発表した。
今後は、Lumensが持つ業界最高水準というカメラや制御アプリと、ヤマハの遠隔会議用マイクロフォンシステム「ADECIA(アデシア)シーリングソリューション」を組み合わせ、ウェブ会議やビデオプレゼンなどのスマートな遠隔会議体験を提供していくとする。
具体的には、今回の技術連携により、ヤマハの遠隔会議用ワンストップサウンドソリューション「ADECIA」を構成する、シーリングアレイマイクロフォン「RM-CG」は、Lumensの提供する制御アプリ「CamConnect」によって、同社のロボットカメラ「PTZカメラ」と同期した動作が可能となる。
リアルタイムでのボイストラッキングに連動してPTZカメラが自動的に発言者に焦点を合わせることで、遠隔会議での良質な映像・オーディオ体験を実現し、チームワークの醸成や生産性向上につなげるとしている。