FCNTは5月22日、同社が開発・製造するスマートフォン「arrows N F-51C」が、世界3大デザイン賞のうち、「iF Design Award 2023」「Red Dot Award 2023」の2つの賞を新たに受賞し、「Good Design Award 2022」に続き、デザイン賞3冠を達成したことを発表した。
iF Design Awardは、1954年以来、国際的に権威のあるデザインアワードのひとつとして、またiFロゴは優れたデザインの証として広く認知されている。この賞は、「プロダクト」「パッケージ」「コミュニケーション」「サービスデザイン」「建築」「インテリア・内装」「プロフェッショナルコンセプト」、「UX(ユーザーエクスペリエンス)」「UI(ユーザーインターフェース)」の9つの分野で構成されている。
■iF Design Award「arrows N」受賞紹介ページ
https://www.ifdesign.com/en/winner-ranking/project/arrows-n-f-51c/575851
Red Dot Awardは、60年以上の歴史を誇る、世界最大のデザインコンペティションのひとつ。1955年に創設され、世界的に優れたデザイン賞として、誰もが受賞を目指す賞へと成長し、応募は毎年およそ2万件にものぼるという。年に一度、世界的なデザインの専門家の審査によるコンペティションは、「プロダクトデザイン」「ブランド&コミュニケーションデザイン」「デザインコンセプト」の3つの分野で構成されている。
Good Design Awardは、1957年に開始されたグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価・推奨制度。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞であり、デザインを通じて産業や生活文化を高める運動として、毎年実施されている。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれている。
■Good Design Award「arrows N」受賞紹介ページ
https://www.g-mark.org/gallery/winners/7265
arrows N F-51Cは、arrowsのフラグシップモデルで、リサイクル素材の採用を旧来に比べて大幅に増やした環境配慮型設計により、バージンプラスチックをおよそ4.8トン、バージンアルミニウムをおよそ33.9トン削減することに成功した。
電気電子部品を除いて、リサイクル素材適用率およそ67%の環境配慮設計、製品の長寿命化として使い始めの電池もちが4年間続く充電技術、OSアップデート最大3回・セキュリティー更新最大4年を実現。サステナブルな社会の実現に向け、環境へ配慮したスマホとなっている。