Luupは5月18日、愛知県名古屋市にて電動キックボードや電動アシスト自転車などの電動マイクロモビリティーのシェアリングサービス「LUUP(ループ)」の提供を5月30日13時より開始することを発表した。
名古屋市は、日本有数の大都市の一つであり、中心地の繁華街や重要文化財である歴史的な建造物などの観光スポットも多いエリアだ。自転車の利用が奨励されているため自転車利用者も多く、専用レーンや駐輪場の整備が進められている。
LUUPは、車両を小型化し、省スペースにポートが設置できることから、ポートの密度の高さが特徴。また、ライド開始時に空きのある返却ポートを選択すること、返却時にポートの枠線内に返却したことを示すためにアプリ上で写真を撮影・提出することで、ポートから車両が溢れたり返却車両が乱れたりして街の景観を損ねることがないようにサービスを設計している。
今回、名古屋市でLUUPを提供することで、市民や観光に訪れた人の短距離移動をより便利にし街の活性化につなげるとともに、放置自転車対策としても街づくりに貢献することを目指すとしている。
利用料金は、ライド基本料金が50円、時間料金が1分あたり15円。利用可能エリアは名古屋市全域。ポート数はおよそ50ポート(予定)。
また、愛知県警・中警察署と連携し、サービス開始初日である5月30日に「SAKAE HIROBAs(サカエ ヒロバス)」にて交通ルールの啓発イベントの開催を予定している。