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「LUMIX S5Ⅱ」はファームアップで動画RAWデータ出力だ

パナソニックが待望のオールブラックカメラ「LUMIX S5ⅡX」の発売日を発表!

2023年05月11日 10時10分更新

文● ASCII

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 パナソニックは5月11日に最新フルサイズミラーレスカメラの「LUMIX S5Ⅱ」と「S5ⅡX」に関する発表をおこなった。

待望の「オールブラック」カメラ
「LUMIX S5ⅡX」は6月22日発売が決定

 「LUMIX S5ⅡX」は6月22日発売が決定となり、DC-S5M2X(ボディ)、DC-S5M2XK(標準ズームレンズキット)、DC-S5M2XW(ダブルレンズキット)が登場する。価格はボディのみで約27万円。

 「LUMIX S5ⅡX」は、S5Ⅱのプロ向けともいえるモデルで、HDMIからのRAW動画出力、USD接続のSSDへの記録、ALL Intra動画記録、ProRes動画記録 無線有線IPストリーミング機能を搭載する。

 また、外観が「オールブラック」仕上げで、撮影時の映り込みを防止できるようになっている。

 S5ⅡXは5月31日まで予約購入限定のキャッシュバックキャンペーンを実施中で、ボディのみなら2万5000円、ダブルレンズキットでは3万5000円戻るうえ、限定プレゼントとして、予備バッテリーがプレゼントされる。

 6月22日からは、S5ⅡX発売記念のキャッシュバックキャンペーンとなるが、こちらは最高2万5000円なので、5月中に予約するのがお得である。

「LUMIX S5Ⅱ」はファームアップで動画RAWデータ出力
Apple ProRes RAWも可能に

 すでに発売している「S5Ⅱ」についてはファームウェアがVer.2.0となり、動画のRAWデータ出力機能が加わった。

 5.9K、4.1K、3.5Kの12bit動画RAWデータを、ATOMOS社製NINJA V+ / NINJAV / SHOGUN CONNECT および、Blackmagic Design社製レコーダーのBlackmagic Video Assist 12 G HDRにHDMI経由で出力することが可能になる。

 ポストプロダクション時の編集やグレーディングに有効なApple ProRes RAW (ATOMOS社)やBlackmagic RAW(Blackmagic Design 社)を記録できるようになる。

 また、動画RAW データ出力中に、S5Ⅱのモニターやファインダーで映像を確認することができる。VLog撮影時に相当する映像を確認できるほか、「VLogビューアシスト」機能を使えば、プリセットの Vlog_709 のルックアップテーブルを適用 した「LUT ビューアシスト(モニター)」機能での映像確認ができる。

 ライブビューコンポジット機能が追加となり、設定した露光時間ごとに画像を撮影し、明るく変化した部分を合成して1枚の写真として記録することができる。明るい夜景を背景にして、星の光跡や時間差で上がる花火を1枚の写真として撮影可能だ。

 ファームウェアVer2.0は、6月13日より下記サポートサイトからダウンロードすることができる。

●DC-S5M2ファームウェアVer.2.0
 https://panasonic.jp/support/dsc/

 

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