ファーウェイ通信 第195回
クラウドファンディングのプロジェクトが成功し、国内での正式発売が決定!
イヤホンを内蔵できるスマートウォッチ「HUAWEI WATCH Buds」の魅力とは? どんな場面で便利?
2023年05月31日 11時00分更新
「HUAWEI WATCH Buds」はどんな場面で便利なのか
実際にいろいろ試した!
さて、HUAWEI WATCH Budsの特長をおさらいしたところで、今回はこの独自の要素を持つスマートウォッチが、どんな場面で役立つのか、どういう便利さを持つのか、実際に使ってみたインプレッションを中心に紹介していこう。
まずは、HUAWEI WATCH Budsをペアリングしたスマホに電話がかかってきた場面について。下の写真のように、HUAWEI WATCH Budsにも着信を知らせる画面が表示され、バイブレーションでも知らせてくれる。ここまでは他の一般的なスマートウォッチと同じだ。
そこからがHUAWEI WATCH Budsならではの部分で、文字盤の下部にあるボタンを押すと、フタになっている文字盤が開き、完全ワイヤレスイヤホンを取り出せる。イヤホン本体は文字盤の裏側(フタ側)にマグネットでくっついているため、取り出すのに爪で引っかけて手間取ったりすることなく、サッとすぐに手に取れる。また、イヤホン本体には左右の区別がなく、自動で認識する仕組みなので、基本的には何も考えずに耳に装着すればいい。そのまま着信に応答できる。
ここまでに要した時間は感覚的には2~3秒程度。通話時にBluetooth接続の完全ワイヤレスイヤホンやヘッドセットを使う人は増えているが、発信する場合はともかく、着信時はあらかじめ装着していないと、とっさにイヤホンを探し出して、それを耳に着けて電話に出るというのは難しい(その間に電話が切れてしまうかも。取引先からの電話だったら問題だ)。
その点、HUAWEI WATCH Budsならスムーズにすぐ着用できるし、スマホが手元になかったり、カバンに入れたままでももちろん通話が可能だ。また、通話品質も問題ないという印象。通話相手の声はクリアに聞こえていたし、相手の評価も「声はいつもどおりの感じで聞き取りやすかった」とのことだった。本機にはAI通話ノイズキャンセリングも搭載しており、周囲が騒がしい環境でも相手には自分の声だけがクリアに伝わる。
小型のイヤホンなので軽快な着け心地で操作性にも工夫あり
ANCもあるので、短時間集中力を高める使い方もいいかも
次に試したのが、イヤホンの操作について。HUAWEI WATCH Budsの本体は写真を見てもらえばわかるように、非常に小型だ。一般的な完全ワイヤレスイヤホンでは特に軸の部分を持つタイプだと、そこをタッチしたり、スワイプするなどして操作することが多い。そのため本機の操作は少し苦戦するように感じるかもしれないが、その点は対策がされている。耳の前(もみあげ側)や上のあたりをタップすることでも振動を検知して操作が可能になっているのだ。
実際に操作してみたが、筆者の場合は、下の写真のように耳の前をタップするのが一番やりやすいように感じた。標準ではダブルタップで音楽の再生/一時停止や着信の応答/終了が可能なのだが、耳の前部分をダブルタップして反応しないというケースはほとんどなかった。ただ、耳の上をタップしての操作には少し慣れが必要で、特にトリプルタップでのノイズキャンセルの切り替えがやや難しかった。このあたりは人によって耳の形状も様々なので、自分の一番うまく操作できる方法を選べばよいだろう。
また、HUAWEI WATCH Budsのイヤホンで、音楽や動画も楽しんでみた。音質については、ファーウェイの他の製品(「HUAWEI FreeBuds Pro 2」や「HUAWEI FreeBuds 5i」など)と比較すると、そのパワフルさで本体サイズ分の差を感じたのは確か。ただ、イヤホン本体が片耳あたり約4gと非常に軽いため、軽快な着け心地は魅力だ。
特に適しているのは、ランニングなどのワークアウト時や通勤・通学の徒歩移動時ではないかと感じた。また、アクティブノイズキャンセリング機能もあるので、会議と会議の合間の一瞬の空き時間にサッと装着、ノイズを減らして集中して自分の仕事をする。そんな使い方のアイデアも頭に浮かんだ。

この連載の記事
-
第255回
sponsored
これぞファーウェイ製スマートウォッチの最高峰! 「HUAWEI WATCH Ultimate 2」レビュー -
第254回
sponsored
ファーウェイのスマートウォッチ最新機種が30%オフは安過ぎ! 旧機種下取りキャンペーンを実際に利用する -
第253回
sponsored
スマートウォッチとゴルフブランドの強力タッグ!?「HONMA✕HUAWEI WATCH GT 6 Pro」のゴルフ機能を実際のラウンドで試す -
第252回
sponsored
1万円台前半で強力ノイキャンな高コスパイヤホン「HUAWEI FreeBuds 7i」レビュー -
第251回
sponsored
バッテリー持ちはついに21日間 スマートウォッチ界の定番がさらに進化! ファーウェイ「HUAWEI WATCH GT 6 Pro」レビュー -
第250回
sponsored
【徹底解説】登山の楽しさ大幅UP! ファーウェイ製スマートウォッチのルートナビ機能使いこなし術 -
第249回
sponsored
6000円台のお手頃価格なのに「カナル型+ノイキャン+最大50時間」! 注目の新イヤホン「HUAWEI FreeBuds SE 4 ANC」 -
第248回
sponsored
iPhone&ファーウェイ製イヤホンがさらに便利になる! iOS用「HUAWEI Audio Connect」解説 -
第247回
sponsored
実はファンが多いインナーイヤー型イヤホンって何!? カナル型とどこが違う? ワイヤレスイヤホンの選び方 -
第246回
sponsored
【買いはコレ】高機能で人気のスマートウォッチ&イヤホン、プライムデーでファーウェイ製品を狙う! -
第245回
sponsored
充電は1日1回? 画面は四角いのだけ? そんなことありません! スマートウォッチデビューはファーウェイが◎ - この連載の一覧へ






