PS4ゲームはすべて外付けSSDへ
PS5のストレージ容量確保にCrucial X8ポータブルSSDが大活躍
Crucial X8ポータブルSSDでPS4ゲームをプレイしたら
気になるのは、外付けストレージでプレイした場合、ロード時間が長くならないかという点。そこで、PS5本体ストレージとCrucial X8ポータブルSSDを利用した場合とでロード時間の違いをチエックした。Crucial X8ポータブルSSDの容量は2TBを使用し、ストップウォッチによる手動計測を3回行ない、その平均時間を結果している。
まず、ゲーム容量が少ないフロム・ソフトウェアのアクションアドベンチャーゲーム「SEKIRO:SHADOWS DIE TWICE」(17.01GB)。結果は、若干Crucial X8ポータブルSSDのほうが短いもののほぼ誤差の範囲内。本体ストレージと同等の性能だった。
続いて、ゲーム容量が40.59GBでオープンワールドタイプのアクションアドベンチャーゲームであるSIEの「Ghost of Tsushima」。こちらも、本体ストレージと同等の速度で、問題なくプレイできる。
最後に、ゲーム容量が101.3GBもあるスクウェア・エニックスのアクションアドベンチャーゲーム「アベンジャーズ」。こちらもほぼ本体ストレージと変わらない結果となっている。
こうした結果から、基本的に外付けストレージでプレイしても変わらないため、本体ストレージはPS5のゲーム用として活用するのがベターだ。
ちなみに、PS4ゲームの移動にかかる時間を調べたが、PS5本体ストレージからCrucial X8ポータブルSSDへの移動は短時間なものの、その逆は倍以上時間がかかった。他メーカーの外付けSSDでも同じ傾向なので、Crucial X8ポータブルSSDからPS5本体ストレージへの移動に時間がかかることは、PS5のシステム上の理由であると思われる。
また、PS4の本体ストレージとCrucial X8ポータブルSSDでプレイしたときのロード時間も検証した。結果はやはり本体ストレージとほぼ変わらないが、一部を除き全体的にPS4でプレイしたほうがロード時間は短いという結果になった。性能的には圧倒的にPS5のほうが上だが、内部的な処理の問題なのか、PS5でプレイすると若干遅くなるという結果はおもしろい。
M.2 SSDの増設だけでなく外付けストレージも活用を
PS5はM.2 SSDを拡張スロットに差すことでストレージを増設できるが、USB接続の外付けストレージなら、必要なときに差して利用し、持ち歩いて別のPS5でもプレイできるメリットがあるので、一家にひとつは欲しいところ。
Crucial X8ポータブルSSDは1TBモデルが実売価格1万2000円前後、2TBモデルが1万9800円前後、4TBモデルが3万9000円前後。オススメは今回の検証でも使った2TBモデル。最近のゲームは大容量が多いので、1TBだと少々心もとない。価格的にも容量的にも手を出しやすい2TBであれば、しばらくは買い増しする必要はないだろう。
PS5を購入したら、Crucial X8ポータブルSSDも合わせて買って、PS4のゲームでまだプレイしたいものは、Crucial X8ポータブルSSDへ保存して活用してほしい。