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AMD Ryzen 9 7900&AMD B650採用マザーを含むASUS製で統一したクリエイター向けPCのビルドを紹介

2023年05月22日 11時00分更新

文● 加藤勝明(KTU) 編集●ジサトラハッチ/ASCII

提供: ASUS JAPAN

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 動画編集やRAW現像といったクリエイティブ系処理を快適に実行できるPCには、まず強力なCPUとGPUが必要だ。さらに十分な拡張性を備えたマザーボードに強力な冷却システムと冷却の足枷にならないPCケースも欲しい。

 メモリーやストレージも大事だが、これは拡張が比較的容易なのでどうにでもなる。拡張でどうにかなりにくい部分をこだわることがQOLを上げるコツだ。

 今回はクリエイティブな作業に向いたASUSのマザーボード「ProArt B650-CREATOR」と、12コア/24スレッドと高いマルチスレッド性能を持ちながら、TDP 65Wと扱いやすい「Ryzen 9 7900」をベースに、パーツ構成を若干マイルドにして予算を抑えたクリエイター向けPCのビルドを紹介しよう。

 高解像度の動画&画像処理などにも活躍するGPUなどのPCパーツは、可能な限りマザーボードに合わせてASUS製品で統一。GPUもCPUがAMD製であるのと、コストを抑えるためにRadeonを選択している。

CPUもビデオカードもAMD製なクリエイター向けPCのビルド。パーツは可能な限りASUS製で揃えたのもポイントのひとつだ。クリエイター向けPCっぽくないガラス張りPCケースやRGB LED付きAIO水冷はどうなのと思うかも知れないが、これが使いたかったから組んだまでだ!

電源とマザーの入る区画を分割するデュアルチャンバー構成のPCケースを使っているため横幅は広いが背は低め。背面はThunderbolt 4はないがUSB 20Gbps対応Type-Cポート2基を確保。さらにデュアル有線LAN(1Gb+2.5Gb)と欲しい装備は一通り揃っている

使用したパーツ達

 それでは使用したパーツと、それを選んだ理由を簡単に解説していこう。

●CPU:AMD「Ryzen 9 7900」
実売価格 6万6400円前後

 クリエイター向けPCではコア数は正義。その点では最上位のRyzen 9 7950Xは最強であることに疑いの余地はないが、TDP 170Wという消費電力の大きさや価格を考えると若干コシが引けてしまうのも確かだ。

 他のパーツへの予算配分も考慮し、今回は12コアの「Ryzen 9 7900」をチョイスした。TDP 65Wなので発熱量も消費電力も抑えられる。他のパーツを揃えてなお予算が余るようなら上位のCPUを狙ってもよい。

※本企画開始時から本稿掲出までタイムラグがあったせいか、本稿掲出時点ではRyzen 9 7900Xの方が7900より安いショップも出現している。CPUクーラーが十分強力なのでRyzen 9 7900Xにチェンジしても何のデメリットもない。本稿ではRyzen 9 7900のままで話を進めることにする

●マザーボード:ASUS「ProArt B650-CREATOR」
実売価格:3万9400円前後

 マザーボードはRyzenに合わせSocket AM5を選択するが、X670EやX670マザーボードは価格の割に直接的なメリットが薄いので除外した。PCI Express Gen 5対応やUSB周りの豪華さは魅力だが、Gen 5のSSDが潤沢に出回ったところで、全てのM.2スロットに装着したら発熱が大変なことになるし、まだGen 4でも十分という状況も考慮した結果だ。

 B650チップセットではCPU直結M.2スロットにおけるPCI Express Gen 5対応はオプションなのだが、本マザーボードではGen 5に対応。将来的に超高速なGen 5のSSDを使いたくなっても大丈夫だ。

 長時間の高負荷に耐えられる頑丈な設計のマザーボードであればゲーマー向けマザーボードでも良いのだが、ここはクリエイター向けに開発された「ProArt B650-CREATOR」を選択。

 CREATORと冠するだけあってオンボードのUSB Type-Cは映像出力対応であり、ビデオカードのDisplayPort出力をオンボードのUSB Type-Cから出力することもできるあたりが“クリエイター向け”ということらしい。

電源回路は60A PowerStageによる12+2フェーズ構成なので、Ryzen 9 7950Xでもバッチリ運用可能。だが今回はあえてTDP 65WのRyzen 9 7900を載せ余力を残すような構成にしている

IOシールド部分はトランスルーセントな素材を使うことでオシャレ感を出している

M.2はx16スロットの両脇に1本ずつ(CPU側はGen 5対応)。その他にPCHの近くにGen 4対応のM.2スロットがさらに2本設置されており、合計4基のM.2 SSDを装着することが可能だ

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