ベンキュージャパンは4月28日、4K UHD短焦点プロジェクター「LK936ST」を発売する。実売価格は69万8000円前後の見込み。
LK936STは、短焦点のレンズを搭載し、インドアのゴルフシミュレーターに最適という、Rec.709 92%をカバーした広色域で最大5100ANSIルーメンの高輝度を備えた4K UHD短焦点プロジェクター。BenQ独自のゴルフモードを搭載し、ゴルフコースの生き生きとした芝生の緑色、澄んだ空の青色を鮮明に再現し、33msの応答速度でゴルファーのショットに反応するという。4K画像拡張技術により、投写画像の全解像度を4Kへ手動でアップグレードできる。
通常モード使用時はおよそ2万時間、エコモード使用時には最大でおよそ3万時間の光源寿命を実現しているため、メンテナンスフリーで24時間稼働が可能だとしている。企業のロビーやイベント会場、ホテル、公共ホール、博物館の展示にも活用できる。
プロジェクターを中心からずらして設置しなければならない環境では、レンズシフト機能を使用して、投写面のサイズに相対して垂直方向に最大60%、水平方向に最大23%シフトし、投写位置を適切に合わせられる。シフト後、垂直軸と水平軸の両方で最大±40度の3D台形補正機能で投写面のゆがみを補正、投写面を時計方向または反時計方向に回転できる。
投写比0.8の短焦点と1.1倍のズーム機能を備え、限られたスペースでも大画面で投写ができる。投写面から4.3~4.7mの距離に設置すれば、高さおよそ3mの映像を投写できる。プロジェクターをヒッティングエリアのすぐ後ろの天井に配置することで、視界を妨げることなくゴルフの練習ができるという。
入力端子はHDMI 2.0×2、HDBaseT(RJ45)、DisplayPortを搭載。また、5.1オーディオチャンネルのサウンド入力をサポートするS/PDIFポートを備える。本体サイズは、およそ幅416×奥行き351×高さ166mm、重量はおよそ7kg(本体のみ)。