現在情報通信審議会で検討が進められている700MHz帯の新規割当について、松本剛明総務大臣は18日の閣議後の記者会見において、今年秋頃の割当を目指して手続きを進めていくと発言した。
ここでの新規割当とは、昨年11月の「総務省情報通信審議会 情報通信技術分科会 新世代モバイル通信システム委員会」において、NTTドコモによって提案されたもの。現在携帯電話によって用いられている700MHz帯に隣接している、ITS(高度道路交通システム)、地上デジタル放送/特定ラジオマイクとの間隔を活用して、3MHz幅に4Gのシステムが導入可能とする。
この周波数の割当には、楽天モバイルが前向きな姿勢を示しており、プラチナバンドを用いたサービスが比較的早い時期に利用開始できる可能性がある。