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週刊つぶやき流行語総研 第68回

2023年3月22日~28日にTwitterで注目された「アニメ」ワードをチェック

ピカチュウ&サトシの物語が大団円でツイート数が大爆発!

2023年04月12日 17時00分更新

文● せきゅラボ

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『シン・仮面ライダー』は冒頭部分のTV放送で大盛り上がり

 6位は「SPY×FAMILY」。3月26日、公式が『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』の劇場公開日が12月22日に決定したことおよび、TVアニメ第2期が10月より放送開始となることを明らかに。本ツイートには21.4万のいいねが寄せられ、大きな話題となっています。

 7位は「お兄ちゃんはおしまい!」。3月24日にアニメが最終回を迎え、公式が視聴者にお礼のツイートを投稿。リプ欄には、国内外のファンから続編を希望する声が多数投稿されています。

 

 8位は「東京リベンジャーズ」。3月24日よりスマホゲーム『共闘ことばRPG コトダマン』とのコラボが開始。同時にフォロー&RTキャンペーンも実施されツイート数が増加しています。

 

 9位は「仮面ライダー」。3月18日より劇場公開となった『シン・仮面ライダー』が大きな話題に。Twitterでは賛否両論を含む多くの感想が投稿されています。また、3月28日に映画冒頭部分の「<特別放送>映画『 #シン・仮面ライダー』幕前/第1幕 クモオーグ編」が毎日放送にて放送。公式による告知ツイートが拡散されました。

 

 10位は「SSSS.GRIDMAN」。3月24日より劇場版『グリッドマン ユニバース』が公開となりツイートが増加。なかでも、映画公式が投稿した、人気コミック『ULTRAMAN』作者の清水栄一と下口智裕による応援イラストが拡散されています。

前向きなニュースでつぶやきが盛り上がる珍しい(?)週

 2位「呪術廻戦」、3位「ブルーロック」、4位「僕のヒーローアカデミア」、5位「Re:ゼロから始める異世界生活」、6位「SPY×FAMILY」は、TVアニメ新期や劇場版の発表でツイート数が増加しました。

 そのほかも、四半世紀に渡って冒険の旅に出ていたピカチュウとサトシの物語が大団円を迎えた1位「ポケットモンスター」、「シン」シリーズ最新作として劇場公開が始まった9位「仮面ライダー」、劇場版が完全新作で登場した10位「SSSS.GRIDMAN」など春にふさわしく、めでたいニュースが相次ぐランキングだったと言えるでしょう。

 次回は新年度&エイプリルフールを挟む週のゲームランキングです。最近はクレームに発展することを懸念してか、エイプリルフール企画を実行しない企業が増えていますが、ゲーム業界は果たして……? 乞うご期待!

たまに役立つセキュリティ豆知識

Q:「Cookie」ってなに?

A:ユーザーがWebサイトにアクセスした際に入力したデータやユーザーIDのような情報などを記録したテキストファイル。

 それをWebサイトが取得・記録することでユーザーが再度そのサイトを訪れたときに各種情報の再入力が不要になり、便利にWebサイトを利用できる。だがCookieがユーザーのトラッキングに利用され、Webサイトの運営者がマーケティングに利用できるようになることで、このCookieのデータが個人情報にあたるのでは? と危惧されることとなった。

 日本では2022年4月1日の改正個人情報保護法施行において「Cookieは仮名情報である」と示されていて法的な規制はそこまで厳しくない状況である。一方でEU圏およびアメリカの一部の州においては、Cookieの扱いは完全な個人情報として扱われ、その扱いは非常にデリケートなものとなる。Cookieの漏洩や他サイトでの利用などが判明すれば、当該企業は多大な罰金を支払わなければならない。

 そのため多くの企業はCookieの取得に慎重になっている。結果、最近ではWebサイトを閲覧した際「Cookieを使用します。同意しますか?」といったポップアップが(欧米圏の企業を中心に)表示されるようになった。ポップアップによるCookie取得の確認はその対策であり、ユーザーはCookieの取得を拒否することが可能となっていることが多い。

 また多くの企業は、Cookieを他社サイトにまたがって利用しない方針をとらざるを得なくなりつつあり、マーケティングはもちろんだがユーザーのWebサイトの使い勝手が低下することにもつながっている。

※ご紹介しているデータは、角川アスキー総合研究所が提供中の「Twitter解析サービス」を基にした内容です。本サービスでは、Twitter社と公式に契約して取得したエンターテインメントに関連する全ツイートデータから、独自の辞書データベースを活用して、高い精度で目的のツイートを抽出・分析することが可能です。当社とNTTデータ、東京大学喜連川研究室による独自の解析システムを用いて、ポジティブ・ネガティブの判定、性別や年代の推計もご提供できます。ご興味・ご関心をお持ちの方は下記よりお気軽にお問い合わせください。
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