株式会社メディアリンクス
世界最高のサービス収容率を柔軟で拡張性の高いアーキテクチャにより実現し、専用・公共のIPネットワーク上での映像伝送テクノロジーの進化に対応
株式会社メディアリンクス(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長 菅原 司 東証スタンダード6659 以下メディアリンクス)は今年30周年を迎えるにあたり、新製品Xscend(R) (日本名 エクスセンド)IPメディアプラットフォームをNAB2023にて発表します。(ブース番号:W1421)
Xscend(R)は映像伝送の送受信拠点向けに設計され、ソフトウェアによる容易な再構成・機能切替を実現した、汎用性の高いIPメディアゲートウェイ(ビデオ、オーディオのIP伝送装置)です。最大200Gbps(100Gbpsイーサネット×2)のネットワークインターフェースを2つ備え、4K UHDビデオや25Gbpsのイーサネットデータの伝送に加えて、一台で最大128本のHDビデオの伝送を可能とし世界最高のサービス収容率を実現しています。
Xscend(R)はハードウェアの共通モジュール化・ソフトウェアによるライセンスベースの再構成が可能であることを大きな特徴としており、スポーツ中継などにおける伝送コンテンツの急な追加など、変化・進化し続ける現場のニーズに柔軟に対応することで、さまざまなユースケースに対応することができます。
また、コンパクトでコスト効率に優れ、省電力稼働が可能で、IPネットワークで拡大するビデオ伝送の需要に適応する拡張の容易性を備えています。
標準化対応としては、ST 2022-2/6・ST 2110-20/22/30/40・JPEG2000・JPEG-XS・VSF TR-01/07/08などの既存規格に対応しており、他システムとの相互互換性を確保しています。また、高い柔軟性・拡張性の優位性を活かし、将来的な新規格にも対応する予定です。
当社のCMOであるJohn Daleは次の様にコメントしています。
「Xscend(R)は、コンパクトな2RUサイズの設計ながら、様々な機能を提供し、アプリケーションの柔軟性を特徴としています。このプラットフォームは、SDIからIPへの移行、IPからIPへの変換、IPネットワークからクラウドへの接続等、広い範囲で、高密度かつ低遅延な用途に対応します。また、メディアリンクスの既存製品・ソリューションとも相互接続性があるため、従来のシステムからの拡張含め、より大きなIPシステムを構築することができます。」
詳細な情報はhttps://jp.medialinks.com/medialinks-xscend/をご覧ください
Xscend(R) IP メディアプラットフォーム
メディアリンクスについて
メディアリンクスは、世界中の放送局や通信事業者に、4K UHD/HD/SD SDIビデオ、SMPTE ST2110、オーディオ、高帯域幅データなど様々なタイプのメディアをIPによって伝送する最先端技術を駆使した製品とソリューションを提供しています。メディアリンクスの製品は、オリンピック、サッカーワールドカップなどの世界中のスポーツやエンターテイメントイベントの放送でも活躍しています。2014年には、JPEG2000(J2K)相互運用の標準化と製品化の貢献により、テクノロジー&エンジニアリングエミー賞を受賞しており、IP伝送技術の普及に貢献しています。
東証スタンダード証券コード:6659
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