グーグルは3月29日、決済アプリ「Google Payアプリ」を「Googleウォレット」アプリへと順次アップデートすることをGoogle Japan Blogにて発表した。
既存の電子マネーや交通系ICカード(Suica/PASMO)、クレジットカード、デビットカードをGoogle Payに保存している場合は、Googleウォレットにも自動的に引き継がれる。保存されていない場合や、ウォレットに新しいカードを追加したい時は、Googleウォレットアプリのホーム画面右下の「ウォレットに追加」をタップして、必要な情報を入力すると追加できる。
Googleウォレットでは、日本航空(JAL)をはじめ対応する世界の航空会社のデジタル搭乗券を追加できるほか、対応するポイントカードなどをGoogleウォレットに取り込める。Gmailのパーソナライズ設定で許可されている場合、ポイントカードは自動的にGoogleウォレットに取り込まれる。
同社は、イベントチケット、証明書、車のデジタルキーなど様々なサービスをデジタル化できるよう、開発者向けにウォレット共通のプラットフォームやAPIを提供している。
Googleウォレットは、今後数週間をかけて順次公開され、端末の自動更新がオンになっている場合、Google PayアプリはGoogleウォレットへと自動的にアップデートされる。自動更新がオフの場合は、Google PlayストアよりGoogle Payアプリを更新する必要がある。