FCNTは3月28日、「人や社会、環境に配慮した消費行動」である「エシカル(倫理的)消費」の取り組みを推進するため、東京都が主催するプロジェクト「TOKYOエシカル」のパートナーとして参画することを発表した。
同社は、2月にNTTドコモより発売された、“サステナブルな社会の実現を目指して“環境に配慮した5Gスマホ「arrows N F-51C」を開発・製造している。arrows N F-51Cは、電気電子部品を除き、リサイクル素材の適用率が67%の環境配慮設計で、4年の電池寿命を実現したという製品。またエシカル関連情報の提供や「電力オフピーク充電に参加」など、エシカル消費に取り組みやすいサービスをアプリで提供している。
今回、同社は“誰もが日常的に行なう「消費行動」をエシカル消費に変えていくことがSDGs達成の重要な鍵となる”という、TOKYOエシカルの考えに共感・賛同し、パートナーとして参画することを決定した。
TOKYOエシカルのパートナー企業として、今後、「製品部材の選択」「再生可能エネルギーでの製造」「永く使える、より良い品質の提供」「資源リサイクルへの取り組み」などを進化させたモノづくりでエシカル消費に貢献していくという。
FCNTは、2025年度中に、電気電子部品を除くすべての部品で環境配慮素材を適用することを目指している。