スイッチサイエンスは3月27日、Raspberry Piの新製品「Raspberry Pi Pico W」を発売した。
Raspberry Pi財団が2022年6月30日に発表した製品で、同財団独自開発のARM Cortex M0+デュアルコアRP2040マイコン開発基板「Raspberry Pi Pico」に無線LANを追加搭載したモデル。
RP2040マイコンと2MBフラッシュメモリー、シングルバンドの2.4GHz無線LANインターフェースを搭載（802.11n）するほか、26本の多機能3.3V GPIO（23本のGPIOピンはデジタル専用、残り3本はADC搭載ピン）を備える。電源／データ通信用Micro USB-Bポートを搭載し、プログラム書き込みも可能。
2.54mmピッチの40ピン端面スルーホールを備えたDIPスタイルの薄さ1mm PCB基板で、本製品を部品として表面実装可能。電源はmicro USBや外部電源、電池などのさまざまな電源から簡単に供給可能（I／O電圧は3.3Vに設定）。ソフトウェアサンプルやドキュメントを含んだSDKが用意される。
価格は1210円。
