三菱重工サーマルシステムズは3月23日、家庭用ルームエアコン「ビーバーエアコン」の2023年モデル3シリーズ計22機種を発表した。4月1日から順次発売する。価格はオープン。
デュアルセンサーを搭載してAI機能が使えるSシリーズ、フィルター自動清掃機能を搭載したRシリーズ、標準モデルにあたるTシリーズの3種類。
Sシリーズは人感センサー+サーマルセンサーのデュアルセンサーによる新機能「AI自動快適運転」と「新おまかせセンサー気流」を搭載。
AI自動快適運転は2つのセンサーで人や部屋の内部を見張り、自動で温度をコントロールする。AIが部屋の冷え方・暖まり方を学習し、自動で快適かつ省エネな運転をするという。
新おまかせセンサー気流は、2つのセンサーが人の活動量および壁・床温度を見張って風向きをコントロールする。
さらにSシリーズは無線LANインターフェースを内蔵し、外観はそのままにスマートフォンからの操作が可能になっている。
RシリーズとTシリーズはどちらも高さ250mmのコンパクトモデル。Rシリーズはフィルターの自動清掃機能を搭載する。
全シリーズに共通して別売りのスマートスピーカーに対応し、声によるエアコン操作や運転状況の確認が可能になった。