東京ビッグサイトで開催の「AnimeJapan 2023」では、3月25日に「アニメ『鬼滅の刃』ステージ」を実施した。
今回は、アニメ「鬼滅の刃」ステージで展開されたイベント内容や作品の新情報などをレポートしよう。
鬼滅の刃のAJステージは、25日11時35分〜12時15分、REDステージに登場。
アニプレックスプロデューサー・高橋祐馬さんがMCを務め、開始時間になると、竈門炭治郎役 花江夏樹さん、竈門禰豆子役 鬼頭明里さん、時透無一郎役 河西健吾さん、甘露寺蜜璃役 花澤香菜さんが登壇。それぞれキャラクターの台詞を最初に発声する自己紹介をした。
イベントの前半では、世界各地で開催された“ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ”の話題に。ロサンゼルス公演に登壇した花江さんは、「ハナエサーン」と呼んでくれた現地の人に「可愛くて面白かった」とコメント。また、アメリカ版の吹き替えを担当するザックさんのことを「子犬のようなキラキラした目ですごい語りかけてくれてた」と語り、楽しいワールドツアーだったとのこと。
声優たちはそれぞれに、日本とはまた違う反応を味わったようで、鬼頭さんは、ソウル公演で受けたファンの熱気について「日本のアニメが世界に届いている証拠だなと思いました」とコメント。本会場でも、鬼頭さんが発声した台詞に大いに盛り上がるソウル公演の映像を見ることができた。映像を見た人は、鬼滅の刃は海外でも注目の作品であることを実感しただろう。
イベントの後半では、放送直前に迫った「刀鍛冶の里編」の話題に。現在上映中のワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へでもらえる来場者特典や、刀鍛冶の里編のキービジュアル・ノンクレジットオープニング映像などが紹介された。
本イベントだけの公開というノンクレジットオープニング映像を見た後、河西さんは「柱合会議からやっと皆さんの前にお目見えできます。毎回収録のたびに楽しい気持ちで臨ませていただいております」とコメント。さらに、最後の挨拶では「無限城のギミックを、某USJのアトラクションにしてほしい」とコメントし、刀鍛冶の里編の見どころだけでなく、作品のさらなる展開を望んでいるようだった。
花澤さんは「日輪刀がピンクに光っていましたよね? あれすごくなかったですか?」と、オープニング映像について細かなポイントをコメント。さらに、「彼女(甘露寺蜜璃)が何で柱になったのか、どういう環境で育ってきたのか、というのがちゃんと描かれるので楽しみにしていてください」と刀鍛冶の里編についても見どころを語った。
また、童磨と猗窩座や甘露寺蜜璃と竈門禰豆子など、キャラクター間のやりとりが魅力的なので注目だという。
その後のお知らせでは、5月31日に発売する刀鍛冶の里編オープニング主題歌のジャケットイラストや、アニメ「鬼滅の刃」イラスト記録集 弐のジャケットイラストなど、続々と新情報が公開された。
イベントの最後に花江さんは「今回は刀鍛冶の里編ということで、日輪刀を作ってくれる人たちが注目されているお話しでもあります。アニメも、表に出る我々と陰ながら支えている人たちがいて作り上げています。ぜひ皆さんも、鬼舞辻無惨を倒す鬼殺隊のように応援してくれたら嬉しいなと思います」と、作品への想いとファンに呼びかけるコメントをした。
テレビアニメ「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編は、4月9日23時15分より全国フジテレビ系列にて放送開始。初回となる第1話は1時間スペシャルの放送となる。
主人公 竈門炭治郎が、鬼にされた妹 禰豆子を人間に戻すために鬼たちと戦っていく和風剣戟。その新作アニメをお見逃しなく。
※禰豆子の「禰」は「ネ+爾」が正しい表記
作品情報
■テレビアニメ「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編
○放送開始日
4月9日23時15分より全国フジテレビ系列にて、4月15日23時30分よりTOKYO MX、BS11、群馬テレビ、とちぎテレビにて放送開始
○スタッフ
原作:吾峠呼世晴
監督:外崎春雄
キャラクターデザイン・総作画監督:松島晃
脚本制作:ufotable
サブキャラクターデザイン:佐藤美幸、梶山庸子、菊地美花
プロップデザイン:小山将治
美術監督:衛藤功二
撮影監督:寺尾優一
3D監督:西脇一樹
色彩設定:大前裕子
編集:神野学
音楽:梶浦由記、椎名豪
アニメーション制作:ufotable
©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable