PCパーツが大型化する未来を見据えた「DAIV」の新筐体を従来筐体と写真で見比べ徹底比較!
マウスコンピューターは、2023年の1月18日より同社のクリエイティブブランド「DAIV」のデスクトップPCのフラグシップモデルを、新たなケースで展開することを発表した。パソコンは、ビジネスでオフィス作業をしたり、ゲームをしたりといろんな用途で使われるが、「DAIV」ではカメラを趣味や仕事で使う人のRAW現像処理に、動画を編集したり、3D CGを処理するなど、幅広いクリエイティブ用途に応えるブランドとして知られ、人気を博している。
パソコンの性能に重要なCPUやGPUは、年々性能が向上している。プロセスルールを微細化することで消費電力が従来製品よりも抑えられたものの、高性能コアを複数備えることで、ハイエインドな製品はより発熱量が上がっている。そのため、それを冷やすシステムも空冷から水冷を推奨する傾向にある。
一方、GPUに関しては、発熱量を抑えるためヒートシンクが大型化し、ビデオカードがどんどんサイズアップする傾向にある。そのため、内部スペースに余裕を持ち、水冷ユニットのラジエーターや、大型化するビデオカードを収めつつ、空気の循環に余裕を持つ新筐体「DDシリーズ」がリリースされたのだろう。
今回は、そんな「DAIV DDシリーズ」から「DAIV DD-I9G90」を試用させてもらえたので、新しい筐体デザインを中心にレポートしたい。今回試用した「DAIV DD-I9G90」は、CPUにインテルの「Core i9-13900KF」、GPUにNVIDIAの「GeForce RTX4090」を搭載したハイエンド構成で、クリエイター向けのフラッグシップモデルになっている。価格は67万9800円と高価だが、4月5日10時59分までは、大決算セール第3弾として11万9900円引きの55万9900円からになっている。
「DAIV DD-I9G90」の主なスペック | |
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CPU | インテル「Core i9-13900KF」 (24コア/32スレッド、5.8GHz) |
メモリー | 32GB×2(DDR5-4400) |
ストレージ | 2TB M.2 SSD(PCIe4.0) |
ビデオカード | NVIDIA「GeForce RTX 4090」 (24GB GDDR6X) |
チップセット | インテル Z790 |
無線機能 | Wi-Fi 6E、Bluetooth 5 |
インターフェース | DisplayPort出力×3、HDMI出力、USB 3.2 Type-C、USB 3.0×7、USB 2.0×2、ギガビットLANほか |
サイズ/重量 | 約220(W)×510(D)×525(H)mm/約13.9kg |
OS | Windows 11 Home |
「DAIV DD-I9G90」は「DAIV DDシリーズ」の中でも高性能な構成だ。新筐体を採用したモデルのラインアップは多いため、「DAIV DDシリーズ」の公式ページから、用途にあった構成のモデルを選んで購入するとイイ。
今回はそんな「DAIV DDシリーズ」の「DAIV DD-I9G90」をあらゆる角度で見て、従来の筐体と比較してみたい。
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