角度も高さも調節可、2万円台前半の格安165Hzディスプレーに唸る

2023年04月01日 10時00分更新

文●宮崎真一　編集● ジサトラユージ

高さやピボットなど調節機能が豊富
DisplayPortやHDMIを3系統搭載

　JN-G24T165FHDR-HSPの外観は黒一色で落ち着いた雰囲気。幅は約567mmで、高さも最大で約633mmと、机上に置いても圧迫感はなく使いやすいサイズに納まっている。高さは、約130mmの幅で調節可能。さらに、－5～＋15度のチルト機能や、左右30度のスイーベル機能も備えており、細かな位置調節が可能となっている。そのほか、時計回りに90度傾けるピボット機能も備えている。安価ながらも調節機能が豊富な点は評価できよう。

最大で130mmの高さ調節が可能

－5～＋15度のチルト機能を搭載

左右30度のスイーベル機能も用意されている

右回りに画面を90度回転させるピボット機能も搭載している

　スタンドは約22.8（W）×21.8（D）cmと長方形の台座に長さ約38.2cmの支柱が伸び、支柱の底面にほど近い場所にはケーブルを束ねるケーブルホールも設けられている。なお、本機は75×75mmのVESAマウントに対応しており、付属スタンドはそのネジ穴を利用して、4本のネジで固定する形だ。安定感は良好で、各種調節機能と合わせて非常に扱いやすい。

スタンドはVESA 75×75mmのマウントに合わせて、4本のネジで固定する。ちなみに、本体下部にはほかにもスタンド取付用の仕組みがあるが、付属スタンドには使用しない

背面の様子。スタンドの支柱にはケーブルを束ねる穴が設けられている

　入力インターフェースは、DisplayPort 1.2が1つと、HDMI 1.4が2つの計3系統を備える。もちろん、すべてのポートでリフレッシュレート165Hzをサポートしている。いずれも最新規格ではないものの、JN-G24T165FHDR-HSPの解像度が1920×1080ドットまでということを考えれば、十分な仕様と言っていい。また、液晶パネルの左右に2Wのスピーカーが1基ずつ搭載されていたり、約170cmのHDMIケーブルが付属していたりといった細かい点もありがたい。