NTTデータは3月14日、同社が提供するスマホ向けバーコード読取型決済サービス「モバイルレジ」が、4月1日から地方税統一QRコードへの対応を開始することを発表した。
モバイルレジが統一QRに対応することで、国内1788すべての地方公共団体の税納付を、クレジットカードやインターネットバンキングを通じて実施できるようになる。
納税者は専用アプリのダウンロードや初期登録は不要で、納付書に記載された統一QRをモバイルレジ支払い用ウェブサイトから、スマホのカメラで読み取ることで本サービスを利用できる。
VISA、Mastercard、JCB、AMERICAN EXPRESS、Diners Clubのクレジットカード決済とおよそ1000行の金融機関口座決済が可能で、QRコード決済サービスのような事前チャージなどの手間もなく納付できるのが特長。金融機関口座決済はインターネットバンキングのアカウントが必要となる。
従来のコンビニ収納用バーコードを活用した方式では取扱金額の上限が30万円だったが、モバイルレジの上限額は統一QRの開始により1000万円未満までに引き上げられているため、大半の税金をキャッシュレスで支払えるようになる。