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Apple、国際女性デーに向けiPhoneとApple Watchを用いた月経周期の記録や、女性ならではの疾病研究の取り組みを紹介

2023年03月07日 14時00分更新

文● ASCII

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 Appleは3月2日、「Apple Women’s Health Studyからの予備調査結果は、月経周期に関する会話や科学の前進に役立ちます」と題した記事を公開した。

 国際女性デー(3月8日)に向けた内容で、Appleとハーバード大学T .H.Chan公衆衛生大学院および国立衛生研究所(NIEHS)との取り組みを紹介している。この取り組みでは、慢性的な月経不順、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)、および子宮内膜増殖症とがんの関係について科学的解明を進め、人々がこれらの疾患のリスク要因を把握するのに役立ち、不規則な周期についてより早く医療従事者に相談するよう人々に促すための第一歩となるとしている。

 Apple Women's Health Studyは、米国で月経を経験したことのある人なら誰でも参加でき、Apple Researchアプリケーションを通じて登録することで科学研究に貢献できる研究プログラム。参加者が周期記録データや、iPhone/Apple Watchの記録、その他の健康データを共有できるようにし、時折行なわれるアンケート調査を通じて自分と家族の病歴やライフスタイルについて、より多角的な情報も提供する。

 ユーザーは月経周期のほか、症状や排卵検査結果などの詳細も記録。周期記録は、前回の月経と周期の長さについてユーザーが記録した情報、およびApple Watchの心拍数データを使用して、月経や妊娠可能期間を予測。ユーザーは次の月経や妊娠可能期間が近づいた時に通知を受け取ることができる。

 iOS 16とwatchOS 9では、周期記録は過去6ヵ月間に記録された周期履歴に月経不順、希発月経、過長月経、または持続性の点状出血のパターンが見られる場合に通知する。このようなパターンは基礎疾患の兆候である可能性があるため、症状が出たときに知ることが重要となる。ユーザーは検知された周期の偏差について確認し、過去12ヵ月の周期の履歴をPDFに書き出して医療機関と共有することができる。

 Apple Watch Series 8とApple Watch Ultraの新しい皮膚温測定機能により、ユーザーは推定される過去の排卵日の通知を受け取ることができ、排卵後に排卵が起こったと思われる日を推定したり、月経予測の精度も向上。排卵がいつ起きたか知ることは家族計画に役立てられ、ユーザーはこの推定をヘルスケアアプリケーションで確認できる。

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