2月17~18日の2日間、パシフィコ横浜で日本最大級のクラシックモーターショー「ノスタルジック2デイズ」が開催されました。総面積1.7万平方メートルの会場内には、自動車関連企業と全国の旧社専門ショップが持ち込んだ名車たちが勢ぞろい。その場で購入できるとあって、会場は連日大いに賑わいました。今回はその中から気になったいくつかの車種をご紹介します。
あの名車たちが見られて買える!
まずは主要国産メーカーのクルマを紹介
まずは自動車関連企業のブースからご紹介しましょう。NISMOブースでは、NISMO R34 GT-R Z-tuneが来場者をお出迎え。BNR34 V-Specをベースに、NISMOパーツをふんだんに使った1台です。ちなみに最大出力は500PS、最大トルクは55kgf・mを誇るのだとか。
そんなNISMOブースでは、NISMOヘリテイジパーツを訴求。第二世代GT-Rの様々な再生産パーツを展示していました。
MAZDAブースではFD3S型のRX-7を展示。ロータリーエンジンに関するパーツは、現在も生産と販売を行なっているとのことですが、なんと2024年を目途にFD3Sのレストアサービスや一部パーツの再生産をする予定とのこと。NAロードスターに続き人気の高いFD3Sも、ということに多くの人がスタッフに質問を投げかけていました。会場にはホワイトボディーも展示されていたので「これも売るんですか?」と尋ねたところ、残念ながら「計画はありません」とのことでした。
販売会社であるトヨタモビリティ神奈川のブースでは、チェイサーを初め様々なレストア済み車両を展示。提携している企業と協力し、レストアをしているそうです。展示車の中には懐かしいセラの姿も。これには多くの方が「懐かしい!」「これ、治せるんですか」とスタッフに声をかけていました。
AW11型MR-2を展示していたのは、トヨタのKINTO。同サービスではVintage Club by KINTOという旧車レンタカーサービスを行なっているそうで、MR-2はその1台。なんとドンガラの車両を購入し、半年近くかけて徹底的にレストアしたというから驚きです。ちなみにレンタカーの料金は8時間で3万円弱とのことでした。ほかにもKP61型スターレット、TE27型カローラレビンなどのクルマをラインアップしているとのことです。
ブレーキメーカーのエンドレスが旧車のレストアに力を入れているのは、誰もが知るところでしょう。会場には様々な旧社が展示されていました。HondaのN360は、その中の1台。エンドレスは130コレクションという施設でこれらの車を展示しているとのこと。長野県南佐久郡に訪れた際は立ち寄ってみてはいかがでしょう。