ハーマンインターナショナルは3月10日、JBLブランドより、完全ワイヤレスイヤホンのフラッグシップモデル「JBL TOUR PRO 2(ツアープロ 2)」を発売する。カラーはブラック、シャンパンゴールドの2色。価格は3万3000円。
同ブランドが2020年に発売した、完全ワイヤレスイヤホンのフラッグシップモデル「JBL CLUB PRO+ TWS」がフルモデルチェンジを実施。「完成された装着感と、新次元の絶対音質」をコンセプトにゼロから設計されれたモデルとなっている。
ダイナミックドライバーのユニットには、カーボン素材「DLC(Diamond-Like Carbon)」をコーティングした10mm径の振動板を採用。深くキレのある低音と、クリアで抜けの良い中高音域、高い解像度によるサウンドクオリティーをうたう。
ハイブリッド式ノイズキャンセリング機能に加え、リアルタイムで周囲のノイズ成分を監視し、ノイズキャンセリングをかける周波数帯とその度合いを調整する「リアルタイム補正」機能を搭載。その他、JBL独自開発の「空間サウンド」機能を搭載するほか、片側3つずつ合計6つのマイクを備え、クリアな音声通話が可能だとする。Bluetoothバージョン5.3 LE Audioに対応予定。
形状は、JBL独自の「ショートスティック型」をさらに進化させたハイブリッドデザインを採用。サウンドチューブ(音筒)とイヤホン本体に楕円型の様相を施したデュアル・オーバルシェイプデザインを採用し、外耳道内にフィットする形状となっている。また、前モデル比でおよそ30%小型化し、幅広い耳のサイズにしっかり装着できるという。
本製品は、1.45型のスマートタッチディスプレーを搭載した充電ケースを採用。「JBL Headphones」アプリをこのケースから操作できる。接続しているデバイスに依存することなく、今までスマホとの接続時しか使えなかったアプリの機能が、PCやゲーム機などでも使用できるようになる。
対応プロファイルはA2DP 1.3.2、AVRCP 1.6.2、HFP 1.7.2。対応コーデックはSBC、AAC、LC3(対応予定)。連続使用時間は、ANCオフ時はイヤホン本体およそ10時間再生に加えて、充電ケース使用でおよそ30時間。ANCオン時はイヤホン本体およそ8時間再生に加えて、充電ケース使用でおよそ24時間。
発売を記念し、対象期間に本製品を購入・応募した全員にJBLオリジナルの本モデル専用充電ケースカバーをプレゼントするキャンペーンを3月31日まで実施中。詳細は公式サイトより確認できる。