Vivaldi Technologiesは2月16日、デスクトップ版無料ウェブブラウザー「Vivaldi」の最新版となる5.7をリリースした。
Vivaldi のユニークな機能のひとつである「ウィンドウパネル」では、すべてのウィンドウを通して複数のタブを管理できるようになったほか、ブラウザーに内蔵するVivaldiメールクライアントに自動的にメールを既読にマークするオプションが追加されるなどのアップデートが行なわれている。
Vivaldiのウィンドウパネルはサイドバーでタブをツリー形式で表示して開いている多数のタブを管理できる機能。これまではアクティブなウィンドウのみに限定されていたが、開いているすべてのウィンドウで利用できるようになった。異なるウィンドウのタブバー間でのタブの移動や、異なるウィンドウのタブスタック(タブのグループ)間でのタブやスタックの移動が可能。また、すべてのウィンドウで閉じたタブがウィンドウパネルのごみ箱に一括して表示され、複数のウィンドウ上で閉じたタブを一度にまとめて復元することができる。
Vivaldiメールクライアントでは未開封/未読/既読の処理を手動で行なえるが、読んだメールを自動的に既読にマークするオプションが追加。
また、カスタマイズ可能なVivaldiのキーボードショートカットオプションがさらに追加され、マウスを使用せずに独自のショートカットを設定して迷惑メールとして処理できるようになった。
Vivaldi 5.7は、Windows/macOS/Linuxで無料で利用可能。