デジタルガレージ(DG)とジェーシービー(JCB)は2月10日、JCBグループのカード発行会社のカード会員向けのB2B決済サービス「請求書カード払い」を開始した。
DGとJCBは2022年11月には第1弾として「DGFT請求書カード払い」を提供開始し、事業開始以降に得られた知見を活用し、ユーザーインターフェイス(UI)の刷新、不正利用の防止などに繋がるセキュリティー強化を行なっている。今回の請求書カード払いは、それに加えJCBグループのカード発行会社のカード会員が、業界最安値水準の手数料2.98%で利用できるサービスとして提供。
また、DGとJCBは2022年2月の資本業務提携に基づき、決済事業のさらなる拡大、フィンテックサービスの拡大を目的に、決済インフラの連携及びキャッシュレス加盟店の相互開拓を進めている。相互のアセットを活用したB2B市場向けの新規事業・サービスの開発や協業を推進しており、本件はその一環の取り組みという。
請求書カード払いは、銀行振込の請求書をJCBカードでの支払いに切り替えることで、実質的な支払い期日を繰延できるB2B向け決済サービス。取引先(請求書の発行元)がカード決済に対応していない場合でも利用可能。クレジットカードを利用した場合、実質的な支払い期日をおよそ40日程度繰延することが可能(月末支払い期限の請求書の場合)。季節要因による定期的な資金不足や突発的な資金調達など、中小事業者様の資金繰りをサポート。
利用できるのは、JCBグループのカード発行会社が発行するカードを所有する会員。それ以外のカードを利用者はDGFT請求書カード払いを利用のこと。