デスクトップPCに便利な電源スイッチにも注目!
用途別にアスキー編集部がオススメするマウスコンピューターの今ベストな製品をご紹介!
Core i7&RTX 3060 Ti搭載で20万円切りの
超お買い得な特価モデルがアツい!
意外と便利な電源スイッチだが、どんなモデルでも追加できるではないので注意が必要だ。今回試したのは、ゲーミングPCの「G-Tune EN-Z-3060Ti-WA」。本体サイズが大きく、騒音も大きくなりがちなゲーミングPCだけに、電源スイッチが活躍しやすいモデルだ。
前述した「G-Tune HM-A-AL」よりもCPU性能、GPU性能でやや勝り、ベースとなった通常モデルよりも8万円もお得となった特価モデルで20万円を切っている。マルチスレッド性能も高いので、PCゲームをしながら実況配信なども行ないたい、といったPCゲーマーにイチオシの製品だ。
「G-Tune EN-Z-3060Ti-WA」の主なスペック | |
---|---|
CPU | インテル「Core i7-12700KF」 (12コア/20スレッド、最大5.0GHz) |
CPUクーラー | 水冷CPUクーラー (240mmラジエーター) |
チップセット | インテル Z690 |
メモリー | 8GB×2(DDR4-3200) |
ストレージ | 500GB SSD(NVMe Gen4) |
ビデオカード | GeForce RTX 3060 Ti(8GB GDDR6) |
インターフェース | DisplayPort出力×3、HDMI出力、USB3.2 Type-C、USB3.0 Type-A×8、USB2.0 Type-A×2、ギガビットLAN |
サイズ/重量 | 210×521×426mm/約12.3kg |
OS | Windows 11 Home |
このモデルの最大の特徴は、CPUクーラーとして240mmラジエーターの水冷クーラーを採用していることだろう。12コア/20スレッドという高性能なCPU、Core i7-12700KFを搭載しているだけに、この冷却性能重視の構成は素直にうれしい。
実際どのくらいの性能が出るのか、定番のベンチマークソフトでチェックしていこう。
まず試したのは、PCの総合性能を評価してくれる「PCMark 10」。ブラウザーやビデオ会議、オフィス、レンダリング、動画編集といったソフトを複数使い、実感に近い性能を評価してくれるベンチマークソフトとなる。
総合評価をスコアで教えてくれるほか、アプリの起動時間やビデオ会議、ブラウザー性能といった一般用途の「Essentials」、表計算やワープロといったオフィスソフトの性能テストとなる「Productivity」、クリエイティブ用途の性能となる「Digital Content Creation」といった3つのサブスコアも教えてくれる。
CPU性能が高めということもあり、総合スコア、サブスコア共に高い。これだけの性能があれば、どんな用途でも快適に動作するといってもいいだろう。なお、メモリーが16GBというのはゲームや一般用途では十分だが、動画や写真編集を行うには若干物足りない。もしこの用途で使いたいと考えているなら、BTOで32GB以上に増量しておくといいだろう。
続いてCPU性能として、「CINEBENCH R23」を試してみた。これはCGレンダリング速度からCPUの性能を調べてくれるもので、結果はptsという単位の独自スコアで表示される。このスコアが高ければ高いほど、高性能なCPUとなる。
12コア/20スレッドCPUということもあり、Multi Coreのスコアが高いのは当然だが、注目したいのはシングルスレッド性能となるSingle Coreのスコアも1929ptsとかなり高いこと。
とくにゲームでは、シングルスレッド性能の高さが重要となることが多いだけに、このスコアの高さは素直に喜ばしい。
ゲームの話が出てきたついでに、定番のゲームベンチマークも試してみよう。まずは軽量級となる「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマーク」を試してみたのだが、フルHDの解像度では軽すぎて話にならないため、解像度は「3840×2160」、画質はプリセットの最大となる「最高品質」として試してみた。
もちろん軽量級のベンチマークソフトだというのもあるが、重たい画質設定にしても高いスコアをたたき出しているのはさすがだ。
レポート出力機能を使って詳細を見ると、平均フレームレートは約66.52fps、最低フレームレートは39fpsとなっていた。MMORPGでは30fpsあれば十分遊べるレベルとなるだけに、指定フレームレートで30fpsを大きく上回っているのは心強い。
最後は、重量級のゲームベンチマークとして「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク」を試してみた。こちらは重量級ということもあり、さすがに4K解像度では厳しいため、解像度は一般的なフルHDとなる「1920×1080」とし、画質はプリセットの最大となる「高品質」を選んでいる。
スコアは1万超えの11107。評価も「とても快適」となっている通り、フルHDであれば画面のカクツキを気にすることなく快適に遊べるのは間違いない。これだけの性能が出せるなら、ほぼすべてのゲームがフルHDで快適に遊べるといっても過言ではないだろう。
ちなみに解像度を上げ、WQHD(2560×1440)にした場合のスコアは8207で、評価は「快適」。シーンによっては少しカクツキがあるかもしれないが、ゲームそのものに影響は小さいと考えられる。重量級のゲームでも、WQHDで遊べるだけの実力があるといってよさそうだ。
Wake On LANとは違い、「あと1m」を快適にしてくれるアイテム
離れた位置からPCの電源を入れるというと、「Wake On LAN(WoL)を知らないの?」という人が少なからずいると思うが、今回紹介した「デスクトップ用外付け電源スイッチ」はそもそも用途が違う。
WoLは物理的にもっと離れているところ、家の中でいうなら別の部屋にあるPCの電源を入れるのに便利なものであって、すぐ近く、手を伸ばしてギリギリ届かない位置のPCを操作するようなものではない。
それ以前に、ちょっと立ち上がって数歩動けば電源が入れられるのだ。それなのに、WoLを使うためスマホを取り出してロックを解除、WoLアプリを起動し、起動したいPCを選んでマジックパケットを送信する……なんていう手間を誰が好んで行うだろう。それだけの手間と時間をかけるなら、数歩動いた方がよっぽど早いし楽だ。
「それなら、デスクトップ用外付け電源スイッチだっていらないじゃないか」と言われると痛い。そう、実際必要ではないのだ。たった数歩動けばいいだけなのだから。
しかし、この数歩動く手間を惜しみ、ほんのちょっとの不満を解消するのが「デスクトップ用外付け電源スイッチ」の本質だ。その程度の手間は気にしないというのであれば、本当に必要ない人なのだろう。しかし、1度でも「本体の電源スイッチが押しづらいな」と感じたことがあるなら、ぜひ追加して欲しい。きっとそれは、英断となることだろう。
(提供:マウスコンピューター)
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