Twitterで地震の震度速報などを配信しているアカウント「地震速報(@earthquake_jp)」開発者の悠希@arielaさんは2月3日、今後Twitter上でのサービスを停止する可能性があると明かした。ツイッター社による無料APIの提供終了を受けたもの。Mastodonへの移転も検討中としている。
API有料化で運営が困難になる見通し
悠希@arielaさんによれば、地震速報アカウントは個人の開発・運営によるもので、サーバー費用などアカウントの運営費用は個人の資金によってまかなっている。ツイッターはAPIの利用料金を正式に発表していないが、イーロン・マスクCEOは2月3日に、月額100ドル(約1万3000円)になるとツイートしていた。もし年間1200ドル(約15万4000円)の追加費用となれば個人にとっては負担が大きいため、Twitter上での運営を諦めざるを得ないという。
有料化後はMastodonへの移転も視野に
今後については、Mastodonで地震速報アカウントを開設することも検討しているという。自分自身でMastdonサーバーを構築し、ユーザーが各自のインスタンスからフォローする形を想定しているとした。詳細は今後発表予定。
地震速報(@earthquake_jp)アカウントは2007年4月に運営開始した。2月3日時点のフォロワーは約318万人。