MOTEX
~法令への対応やキッティング・棚卸作業の省力化を支援~
エムオーテックス株式会社(本社:大阪市淀川区、代表取締役社長:宮崎 吉朗、以下MOTEX)は、 平成医療福祉グループ様(代表:武久 敬洋)へのIT資産管理・MDM “LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版” 導入事例を発表します。
■ 背景
回復期・慢性期医療を専門とし、全国に病院・福祉施設を展開する平成医療福祉グループ様では、グループの拡大と医療・福祉現場でのICT需要の高まりにより、管理対象のノートPCやiPadといった端末が増加しました。これにより、これまで手動で行っていた資産台帳の管理や、各施設に端末を支給する際のキッティング作業の負荷が高まり、資産台帳上では、すでに利用していない端末の削除漏れや、新規端末の記載漏れが発生するなど、IT資産管理が厳密にできていないという課題が顕在化しました。さらに、そのような中、2022年4月施行の改正個人情報保護法により、事業者に情報漏洩時の流出経路の報告が義務づけられたため、法令対応の点からもIT資産管理ツールの導入が急務となっていました。
■ “LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版” 選定ポイント
平成医療福祉グループ様の “LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版(以下エンドポイントマネージャー クラウド版)” 選定ポイントは以下の通りです。
● 導入の容易性
平成医療福祉グループ様では、社外への持ち出し用ノートPCやiPadを含むデバイスを1,000台以上管理されています。さらに、それらの端末は、すでに全国の病院・施設の現場で業務利用されているため、IT資産管理ツールのエージェントインストール作業をできる限り容易に行い、職員の業務環境への影響を最小限に抑えられることが要件でした。“エンドポイントマネージャー クラウド版” では、導入時における各端末へのエージェントインストールを、端末を初期化させることなく実施でき、端末を利用中の職員の業務環境への影響を少なく抑えたうえで、IT資産管理方法を変更することが可能です。
● さまざまなデバイスを一括管理し、キッティング作業の負荷を軽減
平成医療福祉グループ様では、ノートPCに加え、例えば、リハビリテーションにおいて職員が患者に説明用途で動画を見せたり、コロナ禍において病院・施設内での対面の面会が難しい状況下でオンライン面会を実施したりするために多くのiPadを利用しており、新規端末を用意する際にiPadに必要なアプリをインストールする作業の負荷が増大していました。
“エンドポイントマネージャー クラウド版” は、Windows・macOS・iOS・Androidに対応しており、さまざまなデバイスの一括管理に適したIT資産管理ツールです。さまざまなデバイスが混在する中、各端末にインストールするアプリ・プログラム・ファイルなどを“エンドポイントマネージャー クラウド版”で配信設定し、管理コンソールで適用状況を確認することで、キッティング作業や更新作業を省力化できます。
■ 導入効果
“エンドポイントマネージャー クラウド版” のご導入後、平成医療福祉グループ様には、上記の選定ポイントに挙げた点の中でも、特にキッティング作業の負荷軽減に関して、「アプリインストール作業の省力化」につながった点を評価いただきました。
平成医療福祉グループ様では従来、端末に業務上必要なアプリをインストールする際は、端末利用者からのインストール申請を受けて、情報システム部門のご担当者が端末の所在地まで赴き、1台1台手動でインストール作業をするという運用をされていました。しかし、“エンドポイントマネージャー クラウド版”の導入後は、「アプリの一括配信機能(VPP)」を活用することにより、現場に行かなくても遠隔から対応が可能となり、インストールにかかる工数の大幅な削減につながりました。
また、インストール前に申請するワークフローになっていたものの、実際には端末利用者自身が無制限にアプリをインストールできてしまう環境・設定でしたが、“エンドポイントマネージャー クラウド版”の「アプリの一括配信機能」でデバイスの利用制限をすることで、「シャドーITのリスク軽減」にもつなげることができ、セキュリティ上の統制が可能となりました。
[“LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版” の「アプリの一括配信機能」機能を活用し、業務アプリや構成プロファイルを自動配信]
さらに、 今回のIT資産管理ツール導入について、事前に職員への周知を行い、趣旨・目的への理解を得たことにより、グループ全体で従業員のセキュリティへの意識・関心を高められた点もご評価いただきました。また、情報システム部門においては、端末紛失時の位置情報確認・リモートロックなど、従来は関係者へのヒアリングなどによるアナログ追跡であった端末紛失時の緊急対応フローも確立されています。
MOTEXは今後も、“エンドポイントマネージャー クラウド版” をはじめとする各種セキュリティプロダクトの機能強化およびサポートサービス向上を通して、お客様が安心してエンドポイントやネットワーク、ITサービスをご利用いただけるビジネス環境構築を支援し、企業のコンプライアンス強化や働き方改革に貢献してまいります。
■ “LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版” について
“LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版” は、これまで培ってきた各種対策・ログ運用のノウハウと充実のモバイル管理により、PC・スマホの一元管理を可能とします。メーカーシェアNo.1(※)を獲得し、また、レビュープラットフォーム「ITreview」では、IT資産管理およびMDM・EMMの2部門でLeaderを獲得するなど、お客様からも高い評価をいただいています。
▶ “LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版” プロダクトサイト
https://www.lanscope.jp/an/
※株式会社テクノ・システム・リサーチが2022年3月に発表した「2021-2022年版 エンドポイント管理市場のマーケティング分析」の「PC資産・PCセキュリティSaaS市場 メーカーシェア 2021年 ブランド別市場シェア」分野
<導入事例インタビュー>
「全国約1,300台のWindows PCやスマートデバイスの管理にLANSCOPEを導入。 法令対応やキッティング・棚卸作業の省力化を実現」
平成医療福祉グループ システム部 システム事業部 サポート課 齋藤 和宏 氏・栗山 拓也 氏、
同事業部 インフラ課 荒川 司 氏
https://www.lanscope.jp/an/hint/case/17/
■ 平成医療福祉グループについて
「絶対に見捨てない。」を理念とする医療福祉グループです。
関東、関西、徳島を中心に、100以上の病院・介護施設を運営します。
▶ 平成医療福祉グループサイト https://hmw.gr.jp/
■ MOTEXについて
MOTEXは「Secure Productivity」をミッションに掲げ、プロダクト・サービスの提供を通じて、お客様が抱えるサイバーセキュリティの課題解決を支援します。安全と生産性の両方を実現し、お客様がエンドポイントやネットワーク、ITサービスを安心してご利用いただけるよう、これまで培ってきた技術と豊富な知見で、世界水準のプロダクト・サービスをご提供します。
▶ MOTEXコーポレートサイト https://www.motex.co.jp/
※記載の会社名およびプロダクト名・サービス名は、各社の商標または登録商標です。
※プロダクトの仕様・サービスの内容は予告なく変更させていただく場合があります。
※記載の内容は発表日時点のものです。最新の情報と異なる場合がございますのでご了承ください。
<お客様からのお問い合わせ>
「LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版」プロダクトサイトよりお問い合わせください。
▶ プロダクトサイト https://www.lanscope.jp/an/