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【武蔵野大学】Web3時代に向けメタバース等の仮想空間を体感!アントレプレナーシップ学部の教授会・ゼミをメタバース空間で実施

学校法人武蔵野大学
2022年12月28日

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学校法人武蔵野大学
最先端の仕組みを教授会で率先して体験しWeb3時代の先駆者となることを目指す

武蔵野大学アントレプレナーシップ学部(東京都西東京市、以下「EMC」)は、2022年11月11日(金)にメタバース空間上で教授会を初めて実施しました。マイクロソフトテクノロジーセンター長を長年勤めたEMCの澤 円教授の主導のもと、EMC教員18名が参加し、新しいテクノロジーを体験、今後も教授会やゼミ活動の一部をメタバース上で行うなど、学生がWeb3時代のツールを体験し活用できるよう取り組んでいきます。直近では12月13日(火)にサンフランシスコに出張中のEMCの澤教授のゼミをメタバース空間上で実施し、離れた場所にいても同一空間で学び合う利点を確認しました。



当日のメタバース空間での教授会の様子

【本件のポイント】


Web3時代における最先端のテクノロジーを教員が率先して体感し、授業への展開を検討
メタバース空間を活かしたオンライン授業の展開や可能性を確認


【本件の内容】
近年、大学教育の現場でインターネット上の仮想空間「メタバース」の活用が広がっています。授業、セミナー、オープンキャンパス、中高校生や社会人を対象にした教育プラットフォーム、保護者会等のイベントをメタバース空間に開設するなど、最先端のテクノロジーを通して大学がより身近な存在になっています。
参加した教員からはメタバースの『空間』を体感した感想や アバターが及ぼす効果について感想が寄せられた
今回、EMCはWeb3時代のテクノロジーを使いこなした学部となることを目指し、まず教員がメタバースを体験する機会を設けました。通常、Web会議システムで実施していた教授会をメタバース・イベント開催システム「V-Expo」で実施。18名の教員はアバター(仮想空間上の自身の分身)の姿で会議に参加(左図参照)しました。出席者は「Web会議システムよりもリアルな会議に近い感覚で議論を進められる」、「議題や発言に対してのリアクションがわかりやすい」といったメタバースならではの『空間』を体感。「ヘッドセットなどはなしで接続ができるので参加のハードルも低く、ビデオ通話よりも相手が同じ場所にいるという感覚が得られて発言しやすい」(芝 哲也教授)、「アバターによりアイスブレイクせずとも楽しくわくわくする空気感が自然と生まれ、重要な議論であっても肩の力を抜きつつ真剣に参加できる」(白木 夏子教授)などの声が上がり、メタバースでの会議は好意的に受け入れられています。
今回の教授会を主導したEMCの澤教授のゼミでは、すでに授業の一部をメタバースで実施しており、学生の新しいテクノロジーに対する精神的バリアを下げています。学生はメタバースが単なるバズワードではなく実際に扱えるテクノロジーであることを知り、夢の実現に向けて新しいテクノロジーをどのように活用できるのか想像力を鍛えています。
今後EMCではテーブルに近づくと声が大きくなり、離れると聞こえなくなるというメタバース空間の技術的特性を活かしたイベントの実施を検討するなど、Web3時代における最先端のテクノロジーを積極的に活用し、学生に良い教育環境を提供できるよう取り組んでいきます。

【実施概要】




【コメント】


■武蔵野大学アントレプレナーシップ学部 澤 円 教授
メタバースは未来のテクノロジーではありません。今すぐにでも教育現場に導入できる身近なテクノロジーです。
例えば、オンラインで授業を行う場合、込み入った議論をするときは個別のグループに別れて少数で議論をすると思います。その場合、他のチームがどのような議論をしているのかわかりません。しかし、メタバース空間であれば、自分のグループのディスカッションが終わったら隣のチームのディスカッションを聴講したり、会場内をアバターで回って、自分が興味のあるディスカッションに参加するということも出来ます。
このようなメリットや活かし方は、体感してみないことにはわかりません。まずは、教育関係者が新しいテクノロジーを体験する機会を持つことが大事ではないでしょうか。

【関連リンク】
■武蔵野大学アントレプレナーシップ学部 HP:https://emc.musashino-u.ac.jp/
■メタバース・イベント開催システム「V-expo」 HP:https://v-expo.jp/

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