サイコムの「G-Master Spear Z790/D5」は、シングルスレッドもマルチスレッドも高性能な第13世代インテルCoreプロセッサー(以下、第13世代Core)を標準搭載した高性能ゲーミングPCだ。PCケースには通気性に優れたCooler Masterの「MasterBox CM694」。CPUクーラーには冷却性能が高いNoctuaの「NH-U12S redux」を採用している点が大きな特徴となる。
標準構成もポテンシャルが高い。メモリーはDDR5モデルで16GB(8GB×2)、ストレージは高速なPCI Express 4.0(以下、PCIe 4.0)接続の500GB SSD、フルHD~WQHDで多くのゲームをストレスなく楽しめるGeForce RTX 3060搭載ビデオカードを採用し、ゲーミングPCとして十分な性能が期待できる。
空冷クーラーを採用しながら、BTOオプションで第13世代Coreの最上位であるCore i9-13900K(24コア/32スレッド)を選択できるところもおもしろい。簡易水冷クーラーでなければなかなか取り扱いが難しいとされるCPUなだけに、空冷運用時の性能と温度は気になるところ。
そんなCore i9-13900Kを搭載した試用機材を触れる機会に恵まれた。前回は外観や内部をチェックしたので、今回はその性能と温度を探っていく。
G-Master Spear Z790/D5 | ||
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標準構成の主なスペック | 試用機の主なスペック | |
CPU | インテル「Core i7-13700K」 (16コア/24スレッド、最大5.4GHz) |
インテル「Core i9-13900K」 (24コア/32スレッド、最大5.8GHz) |
CPU クーラー |
Noctua「NH-U12S redux」 (空冷、120mmファン、サイドフロー) |
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マザー ボード |
ASRock「Z790 Pro RS」(インテルZ790、ATX) | |
メモリー | 8GB×2、DDR5-4800 <メジャーチップ・JEDEC準拠> |
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ストレージ | Crucial「P5 Plus CT500P5PSSD8」 (500GB M.2 SSD、PCIe 4.0) |
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光学ドライブ | ASUS「DRW-24D5MT」 (DVDスーパーマルチ) |
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ビデオ カード |
MSI「GeForce RTX 3060 VENTUS 2X 12G OC」 (GeForce RTX 3060、12GB GDDR6) |
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電源 ユニット |
SilverStone「SST-DA750-G」 (750W、80 PLUS GOLD) |
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PCケース | Cooler Master「MasterBox CM694」 (E-ATX、ミドルタワー) |
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OS | Microsoft「Windows 10 Home 64bit」 | |
直販価格 | 28万9350円~ | 32万3850円 |
なお、CPU以外の試用機材の構成は標準構成モデルと同じだ。