インターフェースにも触れておこう。背面はUSB Type-Cを含むUSB 3.2 Gen 2が1基あるほか、USB Type-AはUSB 3.2 Gen 2が2基、USB 3.2 Gen 1が1基、USB 2.0が4基と十分な数を備えている。また、有線LANは2.5GbE対応になっている点も好感が持てる。
前面インターフェースは本体天面の手前側に装備。USB Type-Aが2基、USB Type-Cが1基、ヘッドセット用端子という構成だ。USBメモリーやゲームパッド、ヘッドセットといった一時的に利用するものを接続するには十分だろう。
なお、G-Master Spear Z790/D5はサイドパネルがガラスではなくスチールを採用しているため、中身が見えない。昨今のゲーミングPCのトレンドとは逆だが、そもそも中身は見えなくていいと考えている人や、足元に設置したいからガラスよりもスチールのほうが安心できる、というメリットも。こういった飾らない実直な高性能PCが欲しい人も少なくないだろう。
以上で、外観と内部の紹介は終了だ。次回は性能面を紹介する。本来は簡易水冷クーラーが推奨されるCPUを採用しながら、空冷クーラーでどこまで性能を発揮できるのか。熱はどの程度上がっているものなのか。気になる性能と熱のバランスに迫る。