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マカフィー・セキュリティ情報局 月例アンケート2022年11月その2

「規約で騙す」のは詐欺の常套手段――あなたは利用規約を見たことありますか?

2022年12月20日 10時00分更新

文● せきゅラボ

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SNSの利用規約、読んでますか?

Twitterが大きなポリシー変更を発表→短時間で削除

 新鮮なセキュリティニュースをお届けしているTwitterアカウント「マカフィー・セキュリティ情報局」の2022年11月分アンケートから「利用規約」についてピックアップしました。

Q:Twitterは今後様々な変更を行う予定であると言われております。
皆さんはSNSの利用規約を見たことがありますか?
・ある→31%
・ない→59.3%
・結果を見る→9.7%

 テスラのイーロン・マスクCEOによるTwitter買収から1ヵ月以上経ちました。スタッフの大量解雇、思い切った仕様変更など多くの話題を提供しましたが、未だに安定や落ち着きといった単語が似合う状態には至っていないようです。

 原稿執筆現在も、Twitterの公式アカウント(@TwitterSupport)から、“無償プロモーションを目的として特定SNSへのリンクを含んだツイートを実行するアカウントは禁止”という意味合いの発表があったと思いきや、いつの間にかそのつぶやきが削除されている、といったことが起きています。

 こうしたポリシーの変更には規約変更がつきものですが、Twitterに限らず、Webサービスの利用規約変更は日常茶飯事ですから、逐一追いかけている人はほぼいないと思われます。

 実際、今回のアンケート結果でも約6割の方々が「SNSの利用規約を見たことはない」と回答しています。

 ですが、そうしたユーザー動向を見越して、悪意ある人たちは詐欺を仕掛けます。

「規約で騙す」のは詐欺の常套手段

 一昔前から規約を逆手に取った詐欺は存在しており、たとえば安価な情報商材に見せかけて、じつは規約で“短時間の試用期間後に大金を請求する”旨が記されている……といったものがあります。

 また、SNSのほかにもサブスクリプション・サービス全般において、「退会したつもりなのに月額が引き落とされている」「退会したいがIDとパスワードがわからない」といったトラブルが見受けられます。

 これは“アプリをアンインストールしても退会したことにはならない”こと、そして“(詐欺ではない通常のサービス相手であれば)問い合わせることで代替の退会方法を教えてくれる”ことの2つを覚えておくことで、だいぶトラブルを避けられるはずです。

 今後もマカフィー・セキュリティ情報局発のアンケートを見かけましたら、ぜひともご回答くださいませ!

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