前へ 1 2 3 4 5 次へ

JN-238GT240FHDRをレビュー

3万円強で買える240Hzゲーミングディスプレーのコスパやいかに

文●宮崎真一 編集●ジサトライッペイ

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

リフレッシュレート240Hz+高速応答で
3万円強で買える価格設定がすばらしい

 実際に「Apex Legends」をプレイして使い勝手を確かめてみた。ビデオカードは最新ハイエンドの「GeForce RTX 4090」搭載モデルを用意。起動オプションを付けてフレームレートの上限を解除したため、描画設定を高めにしてもほぼ300fpsに張り付く状態になった。

 リフレッシュレート240Hzの恩恵は大きく、60Hzのディスプレーでプレイした時との差異がハッキリと感じられた。かなり滑らかに表示され、カメラを急に振っても残像感はまったくなく、ゲームの快適性は抜群と言える。

 続いて「Call of Duty: Modern Warfare II」でも試してみた。こちらは描画負荷が最大となる「極限プリセット」にしたので、かなり重めの描画となる。それでも平均200fps程度だったので、リフレッシュレート240Hzを活かしたかなり滑らかな表示になった。こちらも60Hzモデルとの違いをハッキリと確認できた。

 以上のように、JN-238GT240FHDRはFPSやTPSをプレイするのにうってつけの液晶ディスプレーと言っていい。応答速度が1msと高速な点もありがたい。直販価格は3万1480円だが、ショップによっては3万円を切っており、非常にリーズナブルだ。映像入力も4系統あるので、PCだけではなくコンシューマーゲーム機のディスプレーとしても活躍できるだろう。

 解像度はフルHDなので4Kモデルに比べると狭いものの、とにかくフレームレート重視のFPSやTPSにおいては、それをデメリットに感じることはまずないはずだ。また、背面にLEDが配されているとはいえ、全体的に落ち着いたデザインで、事務用途でもアリだろう。コスパが高い高リフレッシュレートの液晶ディスプレーを探しているのであれば、一考の価値アリだ。

JN-238GT240FHDRの主なスペック
パネル 23.8型TN(ノングレア)
解像度
(アスペクト比)
1920×1080ドット(16:9)
表示色 1677万色
輝度 370cd/m2
コントラスト比 1000:1
視野角 170度(水平)/160度(垂直)
リフレッシュレート 最大240Hz
応答速度 1ms(MPRT)
インターフェース HDMI 2.0×2、DisplayPort 1.2、USB Type-C(USB 3.1)、オーディオ出力ほか
スピーカー 2W×2
チルト -5度~+15度
高さ調節 -
スイーベル -
ピボット -
サイズ(スタンドを含む)/重量 540(W)×185(D)×406(H)mm/約4kg
その他 AMD FreeSync、HDR 10、VESAマウント(75×75mm)
直販価格 3万1480円
■Amazon.co.jpで購入
■Amazon.co.jpで購入
前へ 1 2 3 4 5 次へ

過去記事アーカイブ

2024年
01月
02月
03月
04月
2023年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2022年
01月
02月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
11月
12月
2021年
08月
09月
10月
2020年
06月
07月