小学生が“稲城”の魅力を発信！ 特産品をPRする商品を企画、支援者を募集中
読売新聞社が運営する購入型クラウドファンディング「idea market」では、東京都稲城市立南山小学校6年生の生徒たちが授業で企画したプロジェクトを掲載している。
本プロジェクトは、南山小学校の6年生の児童が、「総合的な学習の時間」の学習で「稲城」の魅力を調べた成果を全国に発信するもの。児童たちが南山小学校の全学年の保護者に「稲城の魅力」についてアンケートを取り、「梨」「豊かな自然」「よみうりランド」「三沢川の桜」の4つを“稲城が特に自慢できること”だとして返礼品を企画した。
返礼品は、稲城の特産品の梨をつかった「梨けーき」や、皆で意見を出し合って考えた「キャンバストート」そして、稲城の魅力についての情報が詰まったリーフレット。この3つを作る費用をクラウドファンディングで集め、支援者に贈ることで稲城の魅力ををPRしていく。
学校近くの梨園で花粉付けや、袋掛け、収穫などを体験
模擬会社を設立
6年生の児童たちは、本プロジェクトのために、東京税理士会日野支部の税理士に会社を設立するための手順などを教えてもらい、模擬会社「南山組ROSE」を設立。社長・副社長や、経理課、販売課、デザイン課、広報課といった本物の会社さながらの部署を作り、各部署に割り当てられた児童たちがそれぞれの仕事を担当し、プロジェクトを進行した。
東京税理士会日野支部 税理士による出前授業
稲城市観光協会事務局長も事業を応援
角川アスキー総合研究所 起業家教育プログラムディレクターによる具体的なアドバイスも（プログラム監修：株式会社セルフウイング）
稲城の魅力が詰まった返礼品
「梨けーき」
梨けーきは、南山小学校の近くにあるケーキファクトリー「ホイップ」で作っているマドレーヌタイプのお菓子。売られずに捨てている梨を使用した商品として開発され、試行錯誤を経て13年ほど前から販売されている。今回の返礼品の梨けーきは、南山組ROSEがデザインした、梨、よみうりランド、里山、三沢川の両岸に咲く桜の4つの魅力を詰めたパッケージとなっている。
「梨けーき」【直径およそ7㎝、高さおよそ2.5㎝】
★原材料 梨（稲城産）、卵、砂糖、発酵バター、小麦粉、梨ジュース、トレハロース、アーモンドパウダー、はちみつ、水飴／ベーキングパウダー、香料
※ナッツ類を取り扱う工場で作られている。
★賞味期限 2023年3月末まで
キャンバストートのデザイン
キャンバストートは、買い物袋として繰り返し使える肩掛けトートバッグ。デザイン部が考えた「よみうりランド」や三沢川、梨などが描かれており、稲城市の魅力がひと目で分かるようなデザインになっている。
材質 コットン100％ 生地厚／12オンス
サイズ 本体およそ幅360×奥行き110×高さ370mm
持ち手 およそ幅25×長さ560mm、容量およそ10L
※エコマーク認定第03104137号
児童が考えたオリジナルキャラクターの「ニア」が、リーフレットに登場
リーフレットは南山組ROSEのリーフレット課が担当し、まとめたもの。稲城の梨や里山の自然と生き物についてや、「よみうりランド」など、稲城の魅力をA3の両面1枚カラー刷りでまとめている。
本プロジェクトの最終目標は、利益が出た場合、稲城の良さが伝わる横断幕を作成して、市内に設置して、さらに稲城の良さを広めることとしている。
返礼品（リターン）について
本プロジェクトは、学習活動を通して行なうプロジェクトであり、支援を受けた際にはささやかではあるが稲城の良さが伝わるものとして、下記を返礼品として贈る。支払い方法は、クレジットカードでの支払いと、コンビニエンスストアでの支払いが可能。返礼品は、2023年2月中旬を目処に届けられる予定。
（1）Aコース （2500円・手渡しコース）
・梨けーき 4個
・キャンバストート 1つ
・リーフレット 1部
（2）Bコース （2500円・郵送コース）
・梨けーき 2個
・キャンバストート 1つ
・リーフレット 1部
（3）Cコース （3500円・手渡しコース）
・梨けーき 7個
・キャンバストート 1つ
・リーフレット 1部
（4）Dコース （3500円・郵送コース）
・梨けーき 4個
・キャンバストート 1つ
・リーフレット 1部
手渡しコースは、南山小学校まで、平日の9時から16時30分までに受け取りに来られる人、または子どもが南山小学校に通っている保護者向けのコース。在校生の関係者以外で「手渡し」を希望する場合、後日、受け取り方法についてメールで連絡する。
本プロジェクトは実行確約型となり、目標金額の達成有無にかかわらず、実施が確定している。