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G-Master Hydro X670A Extremeをレビュー

Ryzen 9 7950X&RTX 3080 Tiのダブル水冷PCはファン11基でも静か!?

2022年11月30日 11時00分更新

文● 宮里圭介 編集●ジサトライッペイ

提供: サイコム

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もちろんゲーミング性能もばっちり

 ゲーミング性能についても、定番ベンチマークで簡単にチェックしてみる。まずは定番の「3DMark」だが、テストはDirectX 11の「Fire Strike」、DirectX 12の「Time Spy」、レイトレーシングをためせる「Port Royal」などがある。

 これらに加え、つい先日レイトレーシングを含むDirectX 12 Ultimateに対応した「Speed Way」テストも登場した。まずはこのSpeed WayとTime Spyの結果から見てみよう。

3DMark Speed Wayの結果

3DMark Time Spyの結果

 Ryzen 9 7950とGeForce RTX 3080 Tiのコンビはやはり強く、Speed Wayは5204、Time Spyは18373といずれもハイスコアーを記録。文句なしにゲームが快適に動作する性能と言える。なお、その他のテスト結果も下記にまとめたので、性能比較の参考にしてほしい。

3DMarkの結果

 続いては、国産MMORPGタイトルで今でも大人気の「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ」の公式ベンチマークソフト。近年のAAAタイトルと比べると負荷は軽めなので、画質は「最高品質」、解像度は3840×2160ドット(4K)で試してみた。

ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマークの結果

 4K環境であっても、スコアーは16406と文句のつけようのない成績で、評価も当然「非常に快適」。レポート出力で詳細を見てみたが、平均フレームレートは約110fpsで、最低フレームレートでも65fps。

 この結果なら、実際のゲームでも敵やプレーヤーキャラクターが密集するシーンにおいても、画面のカクツキを感じるほどに重たくなることはまずないだろう。

 なお、ゲームのCPUへの負荷はそこまで高くなく、4コア/8スレッドCPUでも何とかなることがほとんどだ。16コア/32スレッドのRyzen 9 7950Xなら、1台のPCで実況配信までやれる余力があるはずだ。

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