このページの本文へ

2万円台で多機能&ロングバッテリー「HUAWEI WATCH GT 3 SE」の使い心地をチェック

2022年11月27日 12時00分更新

文● 村元正剛(ゴーズ) 編集●飯島恵里子/ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

リューズを押すと、アプリ一覧が表示

物理ボタンで操作できる機能は、やや物足りない

 ケースに右上(2時位置)にリューズを模したボタンがあり、さらに右下(4時位置)にもボタンがある。リューズはアプリ一覧を表示するボタンで、アプリ使用中にはホーム(時計の画面)に戻したり、長押しして操作メニューを表示したりできる。右下にあるのは「機能ボタン」で、よく使うアプリを指定して、素早く起動することが可能。また、ワークアウトの計測スタートなど、確実さが求められる操作に使うこともある。

リューズは回せず、画面をスワイプしてスクロールする。タッチ反応は良好

 ほとんどの操作はタッチスクリーンでできる。レスポンスはスムーズで、わりと大きな画面なのでタッチのミスはほとんど起きないはずだ。ホームを長押しすると、文字盤のデザインを変更することができ、デザインによってガラリと印象は変わる。

文字盤のデザインを変更すると、かなり印象は変わる

好きな画像を背景に設定することも可能

スマホにインストールした「HUAWEI Health」アプリで、新しい文字盤デザインを購入して追加することも可能

 文字盤を下方向になぞると「クイック設定」が表示。上になぞると通知を確認できる。右になぞると現在地の天気と再生中の曲名が表示。左になぞると心拍数、血中酸素、活動記録、天気予報、睡眠の記録などが次々と表示される。これらは「カスタムカード」と呼ばれ、ユーザー自身が表示させたカードを設定できる。

下方向にスワイプすると、よく使う機能のオン・オフができる「クイック設定」が表示

上方向にスワイプすると通知を確認できる。文字は見やすい

自分が知りたい情報を素早く確認できる

 個人的にちょっと気になったのは、タッチ操作とボタン操作のどちらか片方では操作が完結しないこと。リューズを回せれば、アプリを選択して起動させられそうだが、画面のスクロールには指でなぞる必要が生じる。機能ボタンには1つのアプリしか指定できないが、2回押しや長押しで異なるアプリを起動できるようになれば、より便利なのになぁと感じたりもした。

 これから手袋を使うシーズンに入るが、手袋では操作しづらい場面も出てくるだろう。ただし、ほとんどのスマートウォッチがそういう仕様なので、このウォッチだけの弱点というわけではない。ただ、せっかく2つの物理ボタンがあるので、もうちょっと活用できたらいいのに……と思ったのが本音だ。

カテゴリートップへ

ファーウェイ・オンラインストア 楽天市場店