アウトモビリ・ランボルギーニ・ジャパンは、11月11日に開催したLamborghini DAY Japan 2022の会場で、最新モデルUrus Performante(ウルス・ペルフォルマンテ)のジャパンプレミアを実施した。価格は26万676ドル(約3637万円)。
ついにランボルギーニも純内燃機関終了
すでに2023年以降の新型車はすべてハイブリッドもしくはEV車であると発表しているランボルギーニ。よって、今回登場したUrus Performanteを含む今年発表(予定)の4車種で純内燃機関搭載の新車は最後となる。
Urusは2018年からデリバリーを開始した同社初のスーパーSUV。これまで2万1000台以上を販売する同社史上最もヒットしたモデルだ。今年ラインアップを大幅に刷新し、コンフォート志向のUrus S、ハイパフォーマンスのPerformanteという2つのモデルにわけた。
カーボンパーツを多用するなど、47kgの軽量化を果たしつつ、最高出力666馬力、最大トルク850NmとアップさせたUrus Performante。すでにヒルクライムレースの最高峰「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」のコースを10分32秒064で駆け上がり、市販SUV最速記録を塗り替えたことでも話題を集めている。ちなみに0-100㎞/h加速は3.3秒、最高速度306㎞/hとうたっている。
迫力のあるエアロダイナミズムが印象に残る本作。シャシーは20mm低くなったほか、トレッドは16mmワイド化。リアには専用の空力パーツが設けられ、ダウンフォース量が38%アップしている。
インテリアに目を向けると、アルカンターラに六花系デザインのシートステッチ(Performanteトリム)が印象的。もちろんオプションでレザーを選ぶこともできる。また、HMIの画面もPerformante専用に再設計されている。後席はセミバケットシート形状。かなり大型のモデルでありながら、見ての通り4座のSUVに仕上げられている。
アウトモビリ・ランボルギーニ Chairman and CEOのStephan Winkelmann(ステファン・ヴィンケルマン)氏は、「Urus Performanteは、ランボルギーニのスーパーSUVの極上のパフォーマンスと個性的な外観を、ラグジュアリーな汎用性と最高の走りはそのままに、次の段階へ押し上げました。新しい世代のスーパーSUVであり、SUVセグメントを新たな高みへと引き上げます」と話した。