冷却パフォーマンスを確認
最後は垂直配置にしたことで、GPUコア温度などに影響が出たか確認しておこう。ただ、PCケースサイドパネル（材質も影響）とGPUクーラーとの間隔や、エアフローで大きく異なってくると思われる。あくまでも「H7 Flow」での垂直配置時の結果の結果で、参考程度に思ってもらいたい。
RTX 4080 GameRock OCを垂直配置しても、サイドパネルとは6cm程度の間隔ができている。パネルとの間隔がなく窒息気味になる心配はない
通常配置と同じく、「Cyberpunk 2077」を4K解像度、「レイトレーシング：ウルトラ」、DLSS「クオリティ」でプレイした。
垂直配置でもまったく問題ない温度だ。ファン回転速度も通常配置とほとんど変わらず、37％（1400rpm台）の低速回転になっていた。通常配置とは条件が異なるが、最高、平均温度ともにほとんど変わっていないので、安心して垂直配置にチャレンジできるというものだ。
RTX 4080で魅せるゲーミングPCを組むならイチオシ
Palit「GeForce RTX 4090 GameRock OC」と同じく、高い冷却性能と静音性を発揮した「GeForce RTX 4080 GameRock OC」。NZXT「H7」シリーズと組み合わせることで、“Midnight Kaleidoscope（真夜中の万華鏡）”を活かせる垂直配置を実現でき、パフォーマンス面にも不安なしと言っていい。
この冬、春に次世代パーツを組み合わせた魅せるゲーミングPCを考えている人に、是非おすすめしたいRTX 4080搭載ビデオカードだ。
垂直配置で使いたいPalit「GeForce RTX 4080 GameRock OC」
