サムスンのポータブルSSD「T7 Shield」にケース・ケーブル付きモデル。放送局のデータ受け渡しに
ITGマーケティングは11月15日、放送局向けに、専用クリアケースにUSB 3.2 Gen 2(10Gbps)インターフェース対応の「Samsung Portable SSD T7 Shield」を収納したモデルを発表した。価格はオープンプライスで、11月中旬より販売する。
本製品は、放送局やポストプロダクションで撮影・編集した映像コンテンツの保管や受け渡しがしやすいように、コンパクトな専用ケースに「Samsung Portable SSD T7 Shield」のSSD本体と接続ケーブル(USB 3.2 Type-C to Aケーブル/USB 3.2 Type-C to C ケーブル)を収納したモデル。大容量コンテンツに対応できるように1TB(ブルー)と2TB(ブラック)の2種類のモデルをラインアップする。
T7 Shieldは、USB 3.2 Gen 2インターフェースを採用し、NVMe SSDを搭載。読み出し最大毎秒1050MB、書き込み最大毎秒1000MBの高速なシーケンシャル性能をうたう。ラバー素材の外装は熱を制御して、大容量ファイルの転送でも安定したパフォーマンスを維持する。「Samsung Portable SSD T5」を採用した前モデルより、SSDの転送速度が公称値でおよそ1.9倍向上しており、実測のデータ転送時間においてはおよそ32%短縮したという。
また、IP65準拠で水や粉塵に対する耐性を持ちつつ、外側を耐衝撃性に優れたエラストマーで覆うことにより、3mの落下にも耐えうる耐久性を備えるという。また、3年の限定保証が付帯する。
セキュリティー機能として、パスワード設定によるAES 256ビットハードウェア暗号化機能を搭載。T7 Shieldにプリインストールされている「Samsung ポータブル SSD ソフトウェア 1.0」で、セキュリティー設定やデバイスのファームウェアとソフトウェアのアップデートができる。さらに、管理ツール「Samsung Magician ソフトウェア」では、セキュリティー設定やファームウェアのアップデートに加えて、ドライブの健康状態、温度、データ使用容量の可視化が可能。
対応OSはWindows 7以降、Mac OS X 10.10以降、Android Lollipop以降。
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