パナソニックグループ
パナソニック コネクト株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役 執行役員 社長・CEO:樋口 泰行。以下コネクトと表記。)は、放送業界やライブ・イベントなどのエンタメ業界、映像制作に携わるお客様向けに、ハイレベルな高画質撮影と映像制作の効率化を両立する次世代の4Kインテグレーテッドカメラ「AW-UE160W/K」を2022年度内に発売いたします。これにより、スタジオカメラ並の高品質映像を持つリモートカメラで、新しい映像体験を提供することが可能になります。
具体的には、これまでにないアングル(斜め後ろや天井等)でのスタジオの映像制作を実現できるようになります。人が入りにくい場所からの撮影や、人の帯同無しで撮影したいといった要望(高所撮影)や撮影環境の整っていないスタジオ外においても高品質な映像を撮りたい(リモート中継)などの要望にも応えます。また、1台であらゆるインターフェース(入出力端子)、プロトコルに対応しているため、1つのAW-UE160W/Kから複数外部接続機器への同時出力も可能になり、XR含む様々な放送現場のオペレーションの効率化が可能になります。
本製品はポジションとアングルを自在に設定できるリモートカメラの柔軟性と、放送業界で使用されているスタジオカメラレベルの機能性を併せ持った、ユニークで新しい映像表現を追求できる新たなフラッグシップモデルです。また同時に、AW-UE160W/K向けに、SMPTE ST2110をご利用いただく為のアクティベーション用オプションソフトウェアキーAW-SFU60Gも発売します。
<開発背景>
近年、オンラインとオフラインのハイブリッド形式のイベントの普及や5Gなど大容量・高速通信の拡大、コロナ禍によるオンラインコミュニケーションの増加、そして「映像活用の一般化」によって、誰もがどんな場所でも撮る・制作する・配信する・視聴することが容易になりました。それに伴い、映像コンテンツが著しく増加し、放送業界を始めとする映像制作業界では、目の肥えた視聴者の期待を上回るクオリティや飽きさせない為の新しい映像体験・表現・演出の提供を限られた予算の中で提供していくことが常に求められています。また、人手不足や働き方の変化に伴いIP伝送を用いたリモートでの映像制作・オペレーションへの転換も加速しており、映像の品質の確保と撮影現場の効率化の両立が映像制作現場の大きな課題となっています。
このような映像制作現場特有の課題の解決に向け、コネクトはシステムカメラとリモートカメラの強みをかけ合わせた業界初(※1)の新製品「AW-UE160W/K」を開発しました。また、課題解決だけでなく、業界最高峰に匹敵する撮影性能、豊富な新機能、そしてリモートカメラ特有の多様な撮影手法への対応により、映像演出や表現の幅を拡げ、視聴者にこれまでにない視点からの臨場感あふれる映像など新たな体験を提供します。
AW-UE160W/Kは、放送業界やライブ・イベントでのより高品位な映像でのIP/リモート映像制作を見据え、スタジオカメラに近い性能を備えた新たなリモートカメラです。主に以下の特長を擁し、現場の課題解決に取り組みます。
※1 2022年10月時点。SMPTE ST2110に対応したリモートカメラとして。コネクト調べ。
【お問い合わせ先】
パナソニック システムお客様ご相談センター
フリーダイヤル:0120-872-233
(受付:9時~17時30分<土・日・祝日は受付のみ>)
全文は以下プレスリリースをご覧ください。
▼[プレスリリース] 新リモートカメラ「AW-UE160W/K」開発(2022年10月26日)
https://news.panasonic.com/jp/press/data/2022/10/jn221026-1/jn221026-1.html
<関連情報>
・リモートカメラ「AW-UE160W/K」商品ページ
https://connect.panasonic.com/jp-ja/products-services/proav_remote-camera-system/lineup/aw-ue160
・パナソニック コネクト株式会社
https://connect.panasonic.com/jp-ja/
・パナソニック コネクト株式会社 Newsroom
https://connect.panasonic.com/jp-ja/newsroom