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kintoneとLINE WORKSを連携するチャットボット作成サービス「Joboco」が大幅な機能アップデート

2022年10月25日 20時00分更新

文● ASCII

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 ジョイゾーは、サイボウズが提供する「kintone(キントーン)」とワークスモバイルジャパンが提供する「LINE WORKS」を連携するチャットボットをノーコードで開発できるチャットボット作成サービス「Joboco(ジョボコ)」において、大幅な機能アップデートを実施する。

 電子帳簿保存法、インボイス制度、アルコールチェック義務化など業務に関連する法的、社会的変化が加速している。そうした変化に対して柔軟に対応できることから、ユーザーが自ら対応可能なノーコードに対する注目度が高まり、Jobocoは今回の機能拡張を実施した。

 今回のアップデートでは、チャットボットの業務利用を加速させる観点から、「登録」と「検索」にフォーカスした機能強化を実施。

Jobocoの特徴的な機能強化

LINE WORKSのユーザー情報連携

 LINE WOKRSに登録されている情報をkintoneのレコード登録時に固定の値として指定することが可能になり、登録時に自分の名前やメールアドレスなど、個人の情報を都度入力する手間を削減できるようになった(対象情報:氏名、メールアドレス、ログインID、連携キー)。

ドリルダウン検索機能

 検索機能において、ルックアップフィールドを利用した絞り込み検索(ドリルダウン)が可能になった。

利用例

アルコールチェック管理での利用例

 アルコールチェックを行なうユーザーは検査した結果をLINE WORKS上で登録することができ、検査結果はkintone上に登録される。

 アルコールチェックは運転前と運転後に実施する必要がある。継続的にアルコールチェックを実施するためには、入力する項目をできるだけ少なくすることで現場のユーザーの負荷を軽減する工夫が必要。ユーザー情報連携機能は、名前や社員番号などの個人を特定する情報を毎回入力する必要がなくなるため、負荷を軽減することが可能になった。アルコールチェック管理をkintoneとLINE WORKSを用いて実現する場合には、「ちぇっかる」Jobocoエディションを利用することができる。

 ちぇっかるについてはこちらから。

社内FAQでの利用例

 ユーザーは社内でのノウハウや制度が記録されたFAQをチャット上で検索し、確認することができる。kintoneに登録されたFAQをkintoneのアカウントを持っていないユーザーにも利用してもらうことが可能。

 業務で発生した疑問のカテゴリーを選択しながら、該当する回答を探すことができる絞り込み検索はFAQの利便性を向上させる。またカテゴリーはkintone上のマスターで設定できるため、任意の絞り込み項目を自由に用意することが可能となっている。

 それぞれの新機能についてはこちらから。

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