Keris Wireless AimPoint/Strix Scope RX TKL Wireless Deluxeをレビュー
有線/2.4GHz/Bluetooth対応!最大36000DPIの軽量マウス&新スイッチのキーボードは高速なFPSに最適!?
2022年11月01日 12時00分更新
独自メカニカルスイッチで押し心地最高の
ROG Strix Scope RX TKL Wireless Deluxe
続いて、ROG Strix Scope RX TKL Wireless Deluxeも見ていきたい。ROG Keris Wireless AimPointが従来品からセンサーを独自モデルに変えたように、ROG Strix Scope RX TKL Wireless Deluxeもまた、キースイッチを汎用のものから独自モデルに変更している。
| ROG Strix Scope RX TKL Wireless Deluxeの主なスペック | |
|---|---|
| 接続方式 | USBドングル RF2.4G/Bluetooth 5.2(最大3台のデバイスを接続可能)/USB 2.0(有線) |
| スイッチ | ROG RXオプティカルメカニカルスイッチ(赤軸) |
| USBレポートレート | 1000Hz |
| アンチゴースト | 100% |
| バッテリー | 最大76時間 |
| サイズ | キーボード:356(W)×136(D)×39(H)mm リストレスト:356(W)×75(D)×21(H)mm |
| 重量 | 854g ※本体のみ |
| ケーブル長 | 1.8m |
| 付属品 | ワイヤレスドングルエクステンダー、マグネットレザーレットリストレスト、ROGステッカー、保証書、クリックスタートガイド |
従来のROG Strix Scopeでは、多くのゲーミングキーボードに採用されているCherry MXのメカニカルキースイッチを採用していたが、ROG Strix Scope RX TKL Wireless Deluxeでは、ASUS独自の「ROG RXオプティカルメカニカルスイッチ」を採用した。
ROG RXオプティカルメカニカルスイッチは、1ミリ秒の超高速応答と1億回以上のクリック寿命を持つといい、パフォーマンスと耐久性を両立させている。
また、「中空角型ステム設計」と言うスイッチの形状も特徴的だ。キーキャップの面全体を支えるスイッチによって、キーキャップのどこを押しても均一な力で押せるようになっている。
実測でキーストロークは3.5mmほど、キーピッチは19mmほどと、ゲーミングキーボードとして一般的に使いやすい数値。スイッチの感触は赤軸で、スムーズな押し心地を備えている。
また、マグネット式のパームレストが付属しているのも従来モデルからの変更点だ。パームレストがあることで、やや背の高いスイッチを押す際にも手首の負担なく使用できるのが嬉しい。
2.4GHz&Bluetooth&有線の
3つの接続方式を利用可能
ROG Keris Wireless AimPointとROG Strix Scope RX TKL Wireless Deluxeは、それぞれドングルを用いた2.4GHz、Bluetooth 5.2、有線接続(USB 2.0)の3つの接続方式が選択できる。どの方式で接続するかは本体に備えたつまみで切り替える形になっている。
Bluetooth接続の場合、最大3台のデバイスとのペアリングが可能。さらにドングルを接続したデバイスを合わせれば、計4台の無線接続先を切り替えつつ使えるようになっている。
なお、Bluetooth接続ではポーリングレートなどに制限がかかるため、ゲーミング用途で使用する場合はドングルか有線での接続をしたほうがいいだろう。
また、有線接続を選択できるのも重要なポイントだ。ROG Keris Wireless AimPointとROG Strix Scope RX TKL Wireless Deluxeを使用する上で、操作の遅延や接続の不安定さはまったく感じなかったが、それでも飛び交う無線の電波などが多くなってくれば不安は残る。
しかし、有線接続であればその心配はない。特に、マウスと違って頻繁に動かすことのないキーボードの場合は、充電を気にする必要のない有線接続で繋いでおくのも1つの手だ。
ROGデバイスもまとめてセッティングできるのが◎
見た目の変化は少ないが、センサーやスイッチを独自性にしたことで、大幅なスペックアップを果たしたROG Keris Wireless AimPointとROG Strix Scope RX TKL Wireless Deluxe。実際の使い心地を試してみたところ、シンプルながら確かに内部のスペックの高さを感じられた。
それに加え、ASUSのデバイスは同社のユーティリティー「Armoury Crate」でカスタマイズも可能だ。LEDのライティングカラーをセッティングできるほか、デバイスの機能やパフォーマンスなども設定できる。
また、ほかのデバイスメーカーのユーティリティーにない利点として、ASUSのArmoury CrateはPCパーツのライティングをカスタマイズできるというのもある。PCデバイスだけでなく、PC環境も含めて一体感のあるセッティングが可能というのは、PCパーツからデバイスまで幅広く扱っている同社ならではと言えるだろう。
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