ファーウェイ通信 第181回
広い住宅向けのメッシュ対応モデルも、中小住宅向けモデルも、モバイルルーターも
ファーウェイの無線LAN製品ならあらゆる用途をカバーできる!
2022年10月28日 17時30分更新
では、ここからは各モデルについて、詳しく見ていこう。
一般的な家庭、マンションならこちらのモデル
Wi-Fi 6対応の無線LANルーター「HUAWEI WiFi AX3 NEW」
まずは、HUAWEI WiFi AX3 NEW。前述したとおり、Wi-Fi 6対応で、2.4GHz帯/5GHz帯の合計で最大3000Mbpsの高速通信が可能。最大で128台のデバイスの同時接続に対応するなど、家族で使うのにも余裕があるスペックを持っており、60m2以下のワンルーム~2LDKのマンションに最適な1台だ。
2020年発売の前モデルからの進化ポイントとしては、IPv6(IPoE/IPv4 over IPv6)仕様に対応し、IPv4(PPPoE)での接続では時間帯によっては混雑で速度が低下するサービスでも遅延の少ない安定した通信が可能になった。DS-Lite方式のクロスパス、transix、MAP-E方式のOCNバーチャルコネクト、v6プラス、IPv6オプションと主要なインターネット接続サービスをサポートするなど、国内の光回線事情にしっかりとアジャスト。基本的には自動で設定できる仕様となっているが、一部自動で進めないユーザーのためにはファーウェイのサイトにガイドも掲載されているので、合わせてチェックしてほしい。
ファーウェイが提供するスマホ用アプリ「HUAWEI AI Life」での、Wi-Fiのカバー範囲をマップで可視化する機能も面白い。アプリ上でHUAWEI WiFi AX3 NEWを設置して利用するスペースの間取りを自分で作成し、スペース内のいくつかの地点で電波強度を検出することで、電波の強度を可視化したヒートマップを作成できる。電波は目に見えないため、受信状況がわからないという不安を解消してくれる。
HUAWEI WiFi AX3は、ファーウェイ公式オンラインストア「HUAWEI STORE」とECサイトで10月31日に発売予定。市場想定価格は税込8800円。
メッシュWi-Fi対応の「HUAWEI WiFi Mesh 3」&「Mesh 7」
自宅の大きさと速度でどちらを選択するかを決めたい
次に、メッシュWi-Fiに対応するHUAWEI WiFi Mesh 3とHUAWEI WiFi Mesh 7について見ていこう。
メッシュWi-Fiとは、網目(メッシュ)のように複数のルーターを接続して単一のネットワークを構築することで、1台の無線LANルーターでは電波が届きにくくなったり通信速度が落ちてしまう場所にも電波が届くようになるほか、自宅内のどこでも同じWi-Fi設定で快適にネット接続できようにする仕組みだ。特に広い住宅で有効で、アクセスポイントを簡単に追加・設置できるのもメリットだ。海外では以前から人気があったジャンルの周辺機器だが、ここに来て、国内でもさまざまなメーカーから製品がリリースされるようになっている。
今回紹介するHUAWEI WiFi Mesh 3とHUAWEI WiFi Mesh 7の主な違いは、通信速度とカバー範囲。HUAWEI WiFi Mesh 3の通信速度は2.4GHz帯と5GHz帯の合計で最大3000Mbps、2ユニットで最大400m2の範囲をカバー。一方のHUAWEI WiFi Mesh 7は、通信速度が合計最大6600Mbpsで、2ユニットで600m2の範囲をカバー可能だ。
使用場所の目安だが、HUAWEI WiFi Mesh 3とHUAWEI WiFi Mesh 7のどちらも、2LDK~3LDKのマンション(60~90平米)では1ユニット、一戸建てや3LDK以上のマンション(90平米以上)では2ユニット使用が最適。もちろん前述のようにユニットを増やすことで、さらにカバー範囲を拡張することが可能だ。
HUAWEI WiFi Mesh 3は、2ユニットで2万5980円(1ユニットは1万3980円)という市場想定価格がメッシュWi-Fiデビューにピッタリ。一方のHUAWEI WiFi Mesh 7は、8基のハイパワーアンプを搭載し最大6600Mbpsという高速な通信速度を実現している点が魅力となる。
なお、両モデルともセットアップはスマホから簡単にできる。基本的には、画面の指示に従って設定を進めるだけなので、それほど詳しくない人でも迷うことはないはずだ。メッシュWi-Fiのアクセスポイントとなる2台目については、電源ケーブルをセットするだけで自動的にセットアップが完了し、1台目との間でネットワークを構築できる。スマホの接続については、NFCによるワンタッチで完了する(ファーウェイ製スマホだけでなく、NFC対応の他社製Androidスマホでも利用可能)のも便利だ。
HUAWEI WiFi Mesh 3とHUAWEI WiFi Mesh 7は、ファーウェイ公式オンラインストア「HUAWEI STORE」や家電量販店、ECサイトなどで発売中。市場想定価格は、HUAWEI WiFi Mesh 3が税込2万5980円(2ユニット、1ユニットは1万3980円)、HUAWEI WiFi Mesh 7は税込4万4880円(同2万2880円)。
この連載の記事
-
第229回
sponsored
ながら聴きにはオープンイヤー型イヤホンが◎! 耳たぶに挟むだけなのに落ちないその不思議と魅力を紹介 -
第228回
sponsored
究極性能&究極デザインのスマートウォッチはゴルフでも強い! 「HUAWEI WATCH Ultimate」レビュー -
第227回
sponsored
約2週間電池持ちのスマートウォッチ定番がさらに進化! ファーウェイ「HUAWEI WATCH GT 5」レビュー -
第226回
sponsored
24時間健康管理に本格ゴルフウォッチの機能も! 半端ない新スマートウォッチ「HUAWEI WATCH GT 5 Pro」レビュー -
第225回
sponsored
ワイヤレスイヤホンの新潮流! オープンイヤー型イヤホンのトレンドをファーウェイの2製品で見る! -
第224回
sponsored
北海道マラソンにも協賛するファーウェイの人気スマートウォッチ「HUAWEI WATCH GT 4」で運動の秋に備える! -
第223回
sponsored
スマートウォッチの新定番「HUAWEI WATCH FIT 3」はカロリー管理に強みあり! 軽快な装着感も◎ -
第222回
sponsored
これはただのゴルフウォッチではない! スマートウォッチとしても上質・高機能な「HUAWEI WATCH 4 Pro TECRAモデル」登場 -
第221回
sponsored
日本の文化やITの発信地アキバにファーウェイ製品が美しく並ぶショップが登場! 詳しく見てきた -
第220回
sponsored
没入感の高さが印象的! 強力ANC搭載のファーウェイ製イヤホン「HUAWEI FreeBuds 6i」レビュー -
第219回
sponsored
「HUAWEI WATCH GT 4」はバッテリー長持ち&デザイン色々、あらゆる人にオススメ可なスマートウォッチの本命! - この連載の一覧へ