会議室や教室に設置しやすい業界最小サイズ*1 明るい環境でも色鮮やかな映像投写が可能な「アンビアンス機能」を新搭載 業務用レーザー光源プロジェクター 2機種発売
ソニーマーケティング株式会社
ソニーマーケティング株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:粂川滋)は、会議室、教室などでの使用に適した業界最小サイズ*1の業務用レーザー光源プロジェクター『VPL-PHZ61』(6,400lm*2)と『VPL-PHZ51』(5,300lm*2)の2機種を発売します。
両機は、従来機種と比べて、明るさの向上に加え、本体内蔵の照度センサーが周囲の明るさを検知し、画質設定を自動で調整する「アンビアンス機能」を新搭載しています。色鮮やかさを保ったまま映像を明るく見せることが可能な「ブライトビュー機能」と連動して、照明が明るい室内や日中の外光が入る環境でも、色再現性に優れたメリハリのある映像を投写できます。
また、ソニー独自の超解像処理技術「リアリティクリエーション」を改良し、細い文字や線などを強調する「リアリティテキスト機能」を追加しています。写真や映像の鮮鋭感や美しさを再現するだけでなく、文字や図表もより鮮明に投写します。
ニュースリリースはこちら https://www.sony.jp/professional/News/newsrelease/20221012/
*1:WUXGA解像度の3LCDプロジェクターにおいて。突起部・フィルターを除く。2022年10月12日現在、ソニー調べ
*2:従来機種『VPL-PHZ60』(6,000lm)と『VPL-PHZ50』(5,000lm)からそれぞれ向上
*3:投写画面の中央部分の光出力値
『VPL-PHZ61』『VPL-PHZ51』は、新たに4K 60P入力に対応し、ソニー独自の信号処理技術により画像劣化の少ないフルハイビジョン信号に変換して投写できます。
また、使用環境に最適化した映像投写を可能にする「インテリジェントセッティング機能」も向上しています。同機能がプロジェクターの使用頻度を常に把握し、実使用時間に応じてレーザー光源出力の制御と冷却システムを自動調整することで、長期にわたり明るさを維持しながら安定した運用が可能です。両機を含め、教室や講堂、会議室、美術館などの展示施設での使用に適した業務用レーザー光源プロジェクターのラインアップは計8機種となり、5,000lm~13,000lmの間で8つの輝度値から選べるなど、豊富な商品と性能で、設置環境や用途に合わせた機種選択が可能です。
■『VPL-PHZ61』『VPL-PHZ51』の主な特長
1. 6,400lm*4のレーザー光源プロジェクターで、筐体の高さ100mm*5の業界最小サイズ*1を実現
従来機種より明るさを400lm*6向上させた上、0.64インチの小型パネルの採用で、筐体の高さ100mm*5の業界最小サイズ*1を実現しています。重さも7kg*7に抑えており、スペースが限られる会議室や中小教室での設置の自由度を高め、持ち運びも可能です。
*4 VPL-PHZ61。VPL-PHZ51は5,300lm
*5 突起部とフィルター部は除く
*6 VPL-PHZ61。VPL-PHZ51は300lm向上
*7 VPL-PHZ61。VPL-PHZ51は6.8Kg
2. 明るい環境下でも鮮やかな色再現性を保つ「アンビアンス機能」と「ブライトビュー機能」
学校の教室や企業の会議室でも、明るい環境でプロジェクターが使用されるケースが増えています。両機は、本体内蔵の照度センサーが周囲の明るさを検知し、画質設定を自動で調整する「アンビアンス機能」を新搭載しています。入力映像信号をピクセル単位で検出し、各信号レベルに応じてダイナミックに最適な信号処理を行う「ブライトビュー機能」と連動し、色再現性を保持しながらコントラスト感を強化します。明るい環境下でもメリハリのある映像を投写でき、プレゼンテーションの効果を高めます。
3. ソニー独自の超解像処理技術「リアリティクリエーション」に、細い文字や線などを強調する「リアリティテキスト機能」を追加
入力された映像をリアルタイムで解析し、数千パターンに分類した上で、データベース上に存在する最適な画像(絵柄)と照合します。オリジナルの映像信号がもっていた質感やディテール感、さらに、映像データの編集や伝送で失われてしまった情報までも復元することで、写真や映像の鮮鋭感や美しさを再現します。両機は、細い文字や線などを強調するモード「リアリティテキスト機能」を追加し、文字資料や表計算資料もはっきり投写することができます。
4. 4K 60P入力などに対応し、幅広いコンテンツの投写が可能
4K 60P入力に対応しており、プロジェクター内部の最新の信号処理技術とソニー独自の「リアリティクリエーション」により、入力された4K 60Pの信号を画像劣化の少ないフルハイビジョン信号に変換して、元の4K映像に近い質感やディテール感で投写できます。また、4K 60P非対応の場合、広い会議室や教室で4Kコンテンツをプロジェクターと4Kディスプレイなどで同時に投写するためには、映像変換用のコンバーターが必要ですが、両機はコンバーター不要で、手軽に4K機器と併用できます。さらに、映像通信規格HDMIの「ディープカラー」に対応しているため、色の濃淡の変化をよりなめらかに表現できます。著作権保護規格「HDCP2.3」にも準拠しており、保護された映像コンテンツの投影が可能です。
5. 使用環境に適した設定と長時間の明るさ維持も実現するインテリジェントセッティング機能
プリセットされた3つの「設置場所」モードを切り替えることにより、画質や光源出力レベル、冷却システムを自動的に調整し、使用環境に適した映像の投影を実現します。明るい環境下での文字の視認性を重視した基本設定の「会議室/教室モード」や、静穏性を重視した「美術館モード」、コントラストを高めたインパクトある画質を再現する「娯楽施設モード」など、さまざまなシーンに適した設定を簡単に行うことができます。また、プロジェクターの使用頻度を常に把握し、使用状況に応じてレーザー出力を制御することで、長期にわたり明るさを維持しながら安定した運用を実現します。
6. 柔軟な設置性
両機ともに、上下方向にスクリーン全高の+55%~-35%、左右方向でスクリーン全幅の±15%のレンズシフトが可能です。レンズの可動域が大きいことで、投写位置や投写距離の選択肢が広がります。プロジェクターを高い位置に設置して、低い位置へ投写することで、プレゼンターが投写光から受ける影響を減らすなど、より柔軟で効果的な設置が可能です。
また、プロジェクター設置時の設定情報を、別のプロジェクターにコピーして活用できる「データクローニング機能」を新搭載しており、複数のプロジェクターを設置する際、設定作業の手間を軽減できます。
市場推定価格(税込)
『VPL-PHZ61』 72万円前後
『VPL-PHZ51』 56万円前後
※「市場推定価格」は、発売前の製品について、市場での販売価格を当社が推定したものです。
なお、製品の実際の販売価格は、各販売店により決定されます。
◆お客さまからのお問合せ先 :ソニーマーケティング(株) 業務用商品購入相談窓口
TEL 0120-580-730(フリーダイヤル)
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データプロジェクター URL https://www.sony.jp/vpl/