サムスン電子は10月6日、ドコモの電子雑誌の定額読み放題サービス「dマガジン」において折りたたみスマホ向けのアプリ改善が行なわれ、横折りスマホ「Galaxy Z Fold」シリーズでより使いやすくなったと発表した。
Galaxy Z Fold シリーズのメインディスプレーでは最大3分割表示が可能で、今回dマガジンもこの機能に対応した。タブレット並みのおよそ7.6型の大画面に、dマガジンアプリを起動したまま、dTV・YouTubeなどの別アプリや、メモ・ウェブ検索など、最大3つの動作を同時に行なうことが可能になる。このマルチタスク機能に対応したことで、雑誌の内容をGalaxy Notesなどのメモに書き写すなど、仕事でもプライベートでも、より効率的に使用できるという。
また、Galaxy Z Fold4に新しく搭載された画面下部の「タスクバー」にdマガジンを登録することも可能で、3ステップの簡単な設定を行なうと、1タップでお気に入りの分割画面を表示できる。さらに、大画面ではジェスチャー(2本指で画面の左からなぞる)による画面分割にも対応する。
さらに、dマガジンのアプリを起動した状態でGalaxy Z Fold シリーズの開閉をする際に、シームレスに画面を切り替えることが可能になった。今までは開閉時にアプリの再起動が必要だったが、この改善により再起動なしでそのまま画面が切り替わるようになったため、「電車をホームで待っている時は開いた状態の大画面で、乗車後は折りたたんだ状態でスマートに使用したい」時や「別アプリの使用中に折りたたんだ状態でdマガジンを起動したけれど、開いた状態の大画面で読みたい」時なども、より便利に利用できる。また、画面を回転しても表示比率が最適化された状態を維持できる。
Galaxy Z Foldシリーズの端末を利用している場合、最新のdマガジンアプリをダウンロードすることで本機能が利用できるようになる。利用可能なアプリは6月30日以降にダウンロードもしくは更新したアプリが対象。