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あわせて「電気料金に関するアンケート調査」も実施

大阪ガス、節電生活を応援する新料金プラン「応援プラン」を受付開始

2022年10月05日 17時00分更新

文● ASCII/市川

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 大阪ガスは10月3日より、新電気プラン「応援プラン」を関西エリア限定で受付開始する。

 同社では、本プランの提供開始に先立って、全国男女20~60代の計500人を対象に、インターネット調査で「電気料金に関するアンケート調査」も実施している。

 アンケートでは主に、生活者の電気に関してのニーズや光熱費に対する意識などが調査された。

電気代値上がりはユーザーの中で関心度が高い

 2016年の電力自由化以降、「大阪ガスの電気」の供給件数は160万件(2022年2月時点)を突破する一方で、急激な国際情勢の変化により、燃料価格や物価が高騰。またエネルギーの需給がひっ迫し、今冬も節電要請が行なわれる可能性もあるという。

 本調査でも、「最近の生活において値上がりが気になるもの」という質問に対して、光熱費(水道・電気・ガス)の値上がりは、食費に次いで2位(63.2%)となっている。

 また、電気代値上がりについてどう対応するかの問いについては、「より一層節電につとめ、電気代を増やさないようにする」(40.2%)「他の固定費と併せて調整し、固定費全体を増やさないようにする」(19.0%)など、無理なく工夫してやりくりしたいという動向が伺える。

 さらに本調査では、電気会社・電気料金プランの変更意向に関してもアンケート。全体の44.2%の人が「よい会社(料金プラン)があれば変更したい」と回答し、30代男性(62.2%)・女性(52.0%)において、その割合が特に多い結果となった。

 これに付随し、魅力的に思う電気料金プランについては、「基本料金が低額」(86.2%)、「使用量・料金確認が手軽」(79.8%)、「契約手続きが簡単」(78.2%)、などが上位にきている。

 以上の調査から、ユーザーの電気料金に対する意識は高く、またいい電気プランがあれば、切り替えたいという思うユーザーが多いということが分かる。

新しい電気料金メニュー「応援プラン」

 大阪ガスの応援プランは「新生活応援プラン」、「ファミリー応援プラン」(12月リリース予定)、「ソーラー応援プラン」と、3プランがラインアップ。

 本プランはいずれも、政府が進める「節電プログラム促進事業」にも沿うもので、料金プランを見直すことで、「我慢して節電」するのではなく、「無理なく・楽しく・快適な」節電生活を応援したいとの思いから生まれたプランとなっている。

 新生活応援プランは、ガスとセットでの契約で電気基本料金(2400円相当)がずっと「無料」となるプラン。基本料金がずっと無料となるので、長期の外出時も余計な支出を節約できる。

 またソーラー応援プランは、太陽光発電システムを無料で設置する「スマイルーフ」のサービスを組み合わせ、発電した電気の自家使用分に課金するプランとなる。燃料高騰の影響を受けずに電気を安定的・安価に使用できるという。

 ファミリー応援プランに関しては、電気使用量が多くなりがちなファミリー層も安心して利用できる高使用量帯でお得になる料金メニューを提供するプランだとしている(後日、詳細発表)。

節電応援キャンペーンもあわせて実施

 さらに同社では本プラン発表とあわせて、「節電応援キャンペーン」を実施。

 内容としては、本プランのいずれかを12月31日までに契約することで「スマイLINK」(大阪ガスが厳選した商品の購入や、医療サポートをはじめとする各種サービスの申し込みなどができるプラットフォーム)で使えるポイント最大6000円分プレゼントするもの。

 ポイントの内訳としては、国のプログラム推進事業の2000ポイント+大阪ガスより1000ポイントの計3000ポイントに加え、節電応援キャンペーンに登録することで3000ポイントが付与され、最大6000ポイントをもらうことができる。

 なお、応援プランは近くのガス店舗、ショールーム、ホームページ、コールセンターで申込み可能。節電応援キャンペーンについては会員サイト「マイ大阪ガス」内の専用申込ページから参加登録ができる(大阪ガスの電気契約者のみ)。


 アンケート結果を見ても分かるように、日常のありとあらゆるものに必要な電気とあって、ユーザーの電気料金の値上がりや、節電に関する関心は非常に高いように思える。

 今回の大阪ガスの新プランは、上記で述べたように「我慢して節電」するのではなく、「無理なく・楽しく・快適な」節電生活を応援したいとの思いから生まれたプランとなっている。

 キャンペーンも同時に実施されるので、電気プランを見直したいユーザーや、切り替えに迷っているユーザーは一度、検討してみてはいかがだろうか。

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