ファーウェイ通信 第179回
作業がしやすい16:10、15.6型ノートPC並の大きさと軽さでHシリーズのCPUも搭載!
自宅での仕事の効率がさらに高まる軽量&高性能の16型ノート「HUAWEI MateBook D 16」レビュー
2022年09月30日 11時00分更新
ウェブ会議を便利にする独自機能を搭載
本体内蔵のマイクも高性能で会議室で使うのも良さそう
HUAWEI MateBook D 16では、イマドキのワークスタイルにマッチさせるという意味で、ウェブ会議を便利にする各種の独自機能も搭載されている。
まずカメラだが、おなじみのキーボード内蔵型ではなく、ディスプレー上部に配置されている。前述したように、ハードウェアレベルでオン/オフするためのショートカットキーをテンキー上部に搭載。使用していない時はオフにしておけるので安心だ。
このカメラはソフトウェアとの組み合わせで、オンライン会議の最中に被写体が動いても、画角を調整することでセンターに配置してくれる機能が搭載されている。実際に使ってみたが、ホワイトボードの前で移動するという程度の動きなら、しっかり追従してくれるという印象。
また、被写体の視線を自動調整して、常にカメラを見ているように補正してくれる「アイコンタクト」機能もある。さらに、PC本体側でバーチャル背景を設定することが可能で、使用するオンライン会議のソフトが変わっても常に同じ背景で参加できるのが便利だ。
周囲の音や声を遮断し自分の声を際立たせる「パーソナル音声強化」機能は、汎用のマイク付き有線イヤホンとの組み合わせで使うもの。今回は、わざと大きめの音量でBGMを流した環境からオンライン会議に参加してこの機能を試してみたが、相手からは「BGMは少し聞こえるものの、気にならないレベルの音量だった。声も聞きやすい」という評価だった。カフェなどの騒がしい場所からオンライン会議に参加する機会が多い人は重宝するだろう。
本体内蔵のクアッドマイクもなかなか強力だ。特に距離が離れた場所(最大5メートル)から話しても、クリアな声を相手に届けられる。若干斜め方向からでもしっかり音を拾ってくれる印象なので、複数人がいる会議室のテーブルの真ん中に置いて、離れた拠点にいるメンバーと会議をするという使い方も考えられそうだ。
最後に、ここまでに紹介してきた以外のスペックも見ておこう。
搭載するメモリーは8GBまたは16GB、SSDはPCIe接続の512GB。バッテリー容量は60Whで、ビデオ再生では約9時間の動作が可能としている。通信機能では、Wi-Fi 6に対応。独自技術の「HUAWEI Metaline Antenna」により、壁などにより信号が弱くなる場所でも安定して通信ができる。おなじみの指紋認証一体型電源ボタンも健在である。
★
HUAWEI MateBook D 16は、ファーウェイ公式オンラインストア「HUAWEI STORE」や家電量販店、ECサイトなどで発売中。市場想定価格はメモリー8GBモデルが税込17万2800円、16GBモデルが税込19万2800円。持ち運び可能なサイズと重量に、高い処理性能と大画面を持っており、ワンランク上のPC環境で、より効率的にさまざまな作業を進めたい人にオススメのノートPCだ。
「HUAWEI MateBook D 16」の主なスペック | |
---|---|
ディスプレー | 16型液晶(16:10) |
画面解像度 | 1920×1200ドット |
CPU | Core i5-12450H (Pコア×4+Eコア×4/12スレッド、最大4.4GHz) |
メモリー | 8 or 16GB |
ストレージ | 512GB SSD(PCIe接続) |
サイズ | 約356.7×248.7×18.4mm |
質量 | 約1.7kg |
端子 | USB 3.2 Gen1 Type-A、USB 2.0 Type-A、 USB Type-C(データ転送、充電)、 USB Type-C(データ転送、充電、DP出力)、 HDMI 2.0×1、ヘッドフォン端子 |
通信機能 | Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1 |
ウェブカメラ | HD解像度(1080p) |
バッテリー | 60Wh |
カラバリ | スペースグレー |
OS | Windows 11 Home 64bit |
市場想定価格 | 17万2800円(8GB)、19万2800円(16GB) |
提供:ファーウェイ・ジャパン

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