ファーウェイ通信 第179回
作業がしやすい16:10、15.6型ノートPC並の大きさと軽さでHシリーズのCPUも搭載!
自宅での仕事の効率がさらに高まる軽量&高性能の16型ノート「HUAWEI MateBook D 16」レビュー
2022年09月30日 11時00分更新
大画面&高性能な「HUAWEI MateBook D 16」
実際にこのマシンで自宅での作業を試す
次に、HUAWEI MateBook D 16で実際に作業をした印象を紹介しよう。
まずはディスプレーだが、16:10の縦横比が想像以上に快適だ。たとえば、ブラウザーを開きながら文書作成ソフトで原稿をまとめる作業では、どちらも縦に広く表示できることでスクロールの回数を減らせる。Excelでシートを編集する作業でも、仕事のメールでそれまでのやりとりを確認しながら返信するときでも、この差は数字以上に大きく感じる。
1.5mmのキーストロークが確保されたキーボードも打ちやすい。日本語配列ながら不自然な形状のキーは無く、その点でもプラスとなる。また、HUAWEI MateBook D 16にはHUAWEI MateBookシリーズで初めてテンキーが搭載されており、Excelなどで数字入力をする際には威力を発揮する。テンキーの上部には4種類のショートカットキーがあるのだが、電卓や検索機能をワンタッチで実行できる。また、カメラのマークがあるキーはディスプレー上部にあるカメラを電気的にオン/オフ可能というもの。プライバシーの確保という意味で安心できる。
搭載する端子類が豊富なのも、HUAWEI MateBook D 16の特長。本体左側面にUSB Type-C×2(充電は両方対応、DisplayPort出力は1つが対応)、HDMI 2.0、イヤホンジャック、右側面にUSB Type-A×2を搭載。周辺機器の接続にUSBハブを別途用意する必要がないし、映像出力には、HDMIとUSB Type-Cの両方が利用できるので、同時に2台の外付けディスプレーに出力することが可能だ。
処理性能を左右するCPUは、高性能モバイル向けの第12世代インテル「Core i5-12450H」プロセッサー(Pコア×4、Eコア×4、8コア/12スレッド)を搭載。文書作成やウェブ閲覧といったオフィスワークだけでなく、画像レタッチやビデオ編集などのクリエイティブ作業にもかなりレベルで対応できる。また、新たにファーウェイ独自の「Super Turbo」機能も追加。最前面で最大化されているアプリに対して、GPUの利用を自動で最適化してくれることで高負荷な作業でもサクサクと動作してくれる。
今回は、HUAWEI MateBook D 16の総合的な性能を測るため「PCMark 10」を実行してみた。結果は5126というスコア。基本性能を示すEssentialsが10469、ビジネスアプリのパフォーマンスを示すProductivityが6987、クリエイティブアプリのパフォーマンスを示すDigital Content Creationは4998。特に写真やビデオの編集作業が含まれるDigital Content Creationについては、一般的なモバイルPCと比べて、明らかに上のスコアを出している。

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